kawasemiyose  18日、津市美杉町奥津で津市商工会の女性会員有志が運営しているミニ道の駅「かわせみ庵」=中田かほる代表=で、『かわせみ寄席』が開かれた。
来春、全線復旧する予定のJR名松線や、地域の活性化を目指し、落語家で市議の桂三発さんの協力で開いているもの。今回で節目の10回目を迎えた。出演者は三発さん、三枝亭二郎さん、鯉鮎亭ボタンくん。
二郎さんは、桂文枝さんが開いている維新塾の一期生で、DJや放送作家などとしても活躍している。
また、ボタンくんは中学2年生。小学3年の時に落語を始め、子供落語の全国大会での入賞経験もある。
当日は町内外から45名が参加。まず一昨年に続いて2回目の出演だったボタンくんが、「三人旅」を、軽妙な語り口で披露し会場を盛り上げた。
続いて、三発さんが落語「爆笑県議選」、最後に二郎さんが「シルバーウェディング」を披露し、観客を大いに楽しませ、常連の参加者や、今回、初めて参加した人も大喜びだった。
中田さんは「10回目に相応しい、和やかな雰囲気の寄席になりました。春・秋の恒例イベントとして定着させて、名松線の全線開通後も継続して開催したいです」と話した。