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5月30日、松阪市立野町、中部台運動公園内の県立みえこどもの城で開催された「みえ次世代育成応援ネットワーク」の会員総会で、記念講演が行われた。
講師はレゴジャパン㈱エデュケーション日本代表の須藤みゆきさん。演題は「仕事も子育ても楽しみながら働ける環境づくり~遊び心こそが、発展、継続の鍵~」。 須藤さんは07年、セールス&マーケティングマネージャーとしてレゴ社の教育事業部であるレゴエデュケーションに配属。レゴブロックを学びのツールとして、“作ることで学ぶ”世界を幼稚園・保育園から大学・企業・習い事市場まで広く展開している。東京都在住で、夫、9歳の息子との3人暮らし。
須藤さんは、参加者に2人1組になってレゴブロックを使いコミュニケーションをとるアクティビティをしてもらったり、同社の人事制度を紹介した。
また自身のワークライフバランスについて、子育てや仕事、趣味での経験を交え「私は19時半から20時くらいに家に帰ります。子供は帰って来てから1時間~1時間半留守番していて最初は、かわいそうかなと思いましたが、子供がその時間にやるべきこと、例えば手を洗ったり、宿題が一通りできるようになってきたので、子供に自立性を持たせるというところで、多少冒険に出ても良いのかもしれません。但し土日とかいられるときは、できるだけ密に過ごしてあげようと工夫しています。
ただ私はすごく恵まれていて周囲のサポートがあります。私自身の身内が国内にいないなかで、主人の両親に頼っているんですが、出張のときは家に来て子供の世話をしてもらっています。ただ、この環境も最初は嫌でした。義理の父・母にはやっぱり気を使う。来てくれる前は忙しくても家の掃除をし、好きなお茶菓子を用意しヘトヘトに疲れていましたが、あるときお母さんに『そのまま家を出なさい、お掃除とかはやってあげる。気を使われるほうがつらい』と言ってもらいました。もしかしら、もうちょっと甘えてみるというのも、一つポイントかもしれません」などと具体的に話した。
2015年6月4日 AM 4:55
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