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公立学校共済組合三重支部が職員を募集している。採用予定数は1名。業務は一般事務。採用期日は平成27年、9月1日付け。給与は同組合三重支部職員の任免、給与、服務その他身分の取扱規程に基づき諸手当等を支給。
募集方法は─
①申込み期間=平成27年7月2日㈭まで。申込書持参の場合は8時半~17時15分の間(但し土日は除く)。郵送の場合は7月2日消印まで有効。
②受験資格=昭和62年4月2日~平成7年4月1日までに生まれた人。次のいずれにも該当しない人(成年被後見人または被保佐人、準禁治産者を含む・禁錮以上の刑に処され、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人・日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またはこれに加入した人。
③試験実施被日=第1次試験は7月26日(日)10時~16時、三重県庁講堂。第2次試験は8月10日(月)午前中。申し込み・問い合はわせ=同支部採用担当☎津224・2989。住所=三重県津市広明町13番地。三重県庁6階。
2015年6月24日 PM 2:48
田んぼがすっかり緑色になった。稲の上を渡る風はすべてのものを緑色に染めてしまいそうだ。昔ならこの時期は野上がり。田植えが終わる頃、農家は野上がりという休みを取り、大量にイバラ餅を作ってご近所親戚に配ったものだ。
母のイバラ餅も美味しかったけれど、よその家のイバラ餅はもっと美味しかった。家ごとに味が違って、珍しい味が美味しいのは自家製あられと同じだ。
私の好きだったのは、母方の祖母が作ったソラマメ餡のイバラ餅。薄暗い台所の天井から吊るされたカゴに、何十個も入っていた。六月のある日、そのイバラ餅を作ろうと決めた。まず、葉っぱ探し。サルトリイバラの葉を求めて車に乗って山に向かった。
すると里山の変化がまざまざと見えた。サルトリイバラが好むような日当たりの良い林縁は、どこもかもクズに覆われて、ひどい有様。今の季節の里山なら、笹原にササユリが咲いていたのに、ユリどころか笹原もない。錫杖湖まで車を走らせて、サルトリイバラを見つけることができた。葉さえあればイバラ餅は半分できたようなもの。小麦粉を熱湯で溶いた餅で餡をくるんで蒸せばよい。市販の餡を使えば、時短ができる。
少々不格好だけど、スーパーで買うより美味しいイバラ餅ができた。十二個作って、まるで田植えを終えたような達成感。 (舞)
2015年6月24日 PM 2:00