yamato「究極の健康住宅」で知られる津市乙部の赤塚建設㈱社長の赤塚高仁氏が、「続・聖なる約束 ヤマト人への手紙」をきれい・ねっとから出版した。
赤塚さんは、日本宇宙開発の父と呼ばれる故・糸川英夫博士の愛弟子。日本とイスラエルの交流に人生を捧げた師の遺志を受け継ぎ、両国を結ぶ親善団体「日本テクニオン協会」の会長を務める。同国を訪れた回数は13回にも及び、「聖書に学ぶやまとこころの旅」団長として、マスコミが伝えないイスラエルの真実の姿や聖書の教えの素晴らしさを人々に伝えている。
同著は昨秋に㈱船井本社代表取締役の舩井勝仁氏と共著で出版した「聖なる約束」の続編で、経営コンサルタント業を通じて、「世の中の構造」と「にんげんの正しいありかた」を40年以上研究し続けてきた船井総研創業者の舩井幸雄氏が発足した「世のため人類のためのよい近未来」をつくろうとする勉強・実践団体、「にんげんクラブ」の会報に連載されたものに加筆したもので、全13章から成る。
書著の中で赤塚氏は「2千年にも及ぶ流浪を経ても、ユダヤの民は民族のアイデンティティを失わずにいた。イスラエルは日本人が世界で唯一学ぶべき国である」。また「空を飛ぶ鳥に空が、水を泳ぐ魚に水が見えないように、日本人に一番見えていないのは自国だ」と指摘。2千年も前の〝約束〟を守り、一度滅びた国を蘇らせたイスラエルと比べ、ほとんどの国民は建国の歴史すら知らないという日本を憂い、「歴史を知らない民族は滅びる」と訴えかけている。
また、第13章「天皇はキリストである」では、「聖書には、全てを生み出した創造主の願う生き方が書かれている。神の霊の結晶とも言うべき聖書の中に書かれた神の愛を表す霊的人格がキリストであり、今も生きて働く聖霊である。この聖霊の愛をこの地で表す霊的人格がヤマトの天皇である」とし、「神代以来、天地を貫く真ん中の王道を歩む国が日本。その中心に無私、ひたすらに民の幸せと、国の繁栄と世界平和を祈り続けられる聖霊の愛そのものである天皇がいます世界に比類なき尊い国であり、世界の灯明台としての役割がいま、ヤマト人に求められている」と締めている。
定価1500円+税。問い合わせは赤塚建設☎津226・6627へ。