一週間があまりにはやく過ぎていくので、困っている。この調子ではすぐに十年二十年が過ぎてしまいそうだ。
仕事では新しいことも難しいことも困ることもない。家でも日々のルーティンをこなしていくだけで問題はない。日常を決まった流れの中で生きていると、時間の速度が増すように思う。
今の私にとってやりたいことは何か、難しいことは何かと考えてみる。たいていのやりたいことはすでにやってしまった。洋裁もお茶もダンスも数年やってみたら十分だった。その先を学びたいとは思わず、いずれも趣味の域にも至らなかった。
何かもっと学びたいことはないだろうか。新しい趣味として楽しめることが。去年始めたガッコでのeラーニングを、今も続けている。ガッコは無料で学べる公開オンライン大学講座。パソコンでさまざまな分野の講義を聞き、修了証をいくつか取得した。
ただ、その時に覚えたつもりの知識が、しばらく経つと脳の中からぼろぼろとこぼれおちていく。三ヶ月も過ぎれば、知識の断片しか残っていなくて、徒労という言葉が頭をよぎるこの頃である。
こうなったら、頭ではなく体で覚えるものを探した方が良いかもしれない。少しだけ難しいことに挑戦したい。竹馬や一輪車か。転んでけがをしないもので、何かないだろうか。    (舞)