パンフレットの表紙(上)と七白山めぐりを紹介する頁

パンフレットの表紙(上)と七白山めぐりを紹介する頁

今井直毅会長

今井直毅会長

津市白山町のボランティアガイド団体「白山道しるべの会」=今井直毅会長(72)、会員32名=が、同町の観光パンフレット『ようこそ白山町へ』を制作し、9月15日に800部発行した。
同会が観光パンフレットを作ったのは今回が初めて。きっかけは、同町の町名の由来にもなっている『白鷺伝説七白山』にゆかりの、同町・津市美杉町・松阪市の神社と神社跡、計7か所をまわる企画「七白山めぐり」が昨年11月に始まったこと。大正時代にはこの7社を参ると加賀白山に参るのと同じご利益があるといわれ、盛んに参拝されていたという。
同会では、この企画や町内5地区(家城・川口・大三・倭・八ツ山)の名所旧跡などを広くPRしようと今年4月からパンフレットの制作を開始。
各地区在住の会員と今井さん合わせて11名が編集会議を開き、修正を重ねて仕上げた。同企画をはじめ、1地区につき7つの名所旧跡や伝統芸能が写真と文で分かりやすく紹介されている。今後、同会がガイドを行う際に活用するという。
今井さんは「名所の紹介文は、1か所につき約100文字。その字数で魅力を強く表現できるよう内容を工夫しました。全部、会員の手作りで作ったパンフレットです」と話している。
A5判6頁。白山町内の公民館、津市白山総合文化センター、津市うぐいす図書館に設置されている。今月10日・11日に開催される津まつりの津中央郵便局前津観光ガイドネット・テントでも配布する予定。
問い合わせは津市白山総合支所地域振興課☎津262・7017へ。
なお同会ではホームページ(「白山道しるべの会」で検索)でも情報発信中。