「八の会」の会員たちと四天王寺東堂の倉島昌行さん(左から3人目)

「八の会」の会員たちと四天王寺東堂の倉島昌行さん(左から3人目)

津市栄町の四天王寺では女性会の手芸部員たちが、伊勢の津七福神の運営資金を得るために、津まつりで販売する多彩な手芸品づくりに取り組んでいる。
伊勢の津七福神は、3年前に始まった津市内にある7社寺が、神道や仏教という宗教の枠組みを超えて連携した霊場めぐり。それぞれを七福神の一柱としており、同寺は五穀豊穣の大黒天霊場に定められている。
伊勢の津七福神の発案者である同寺の東堂・倉島昌行さんの呼びかけもあり、女性会「八の会」の会員有志は伊勢の津七福神の開創当初より、運営の支援を目的に、手芸品を作製。津観音の鬼押え節分会や津まつりで販売してきた。最初は製作に係わっていたのが2、3人だったが、やがて10人くらいになったため、手芸部を設立。毎週火曜日に林恵美子さんの指導を受けながら、ティッシュケースや巾着などをアイデアを出し合いながら製作。材料費などの必要経費を除いた分を活動費としている。
手芸品は、10日・11日に津観音の本堂内で販売。