検索キーワード
4日、津市一志町で、第1回目の『JR名松線復旧記念ウォーク~奇跡の名松線 各駅停車ええとこめぐり~』が開催された。
「津観光ガイドネット」が、来年3月に全線復旧する予定であるものの、利用者が少ない同線の観光路線としての価値を高める一助にしようと企画したもの。津市内で、来年3月まで10回に亘り実施される。
今回は主に市内の約95名が参加。田尻の市役所一志総合支所に集合し5班に分かれ、前葉市長ら来賓が見送るなか出発して、同線の一志駅から次の伊勢八太駅まで一両の列車に全ての班が乗車。駅や車内が、普段は見られない多数の人で賑やかな光景となった。
下車後は、「一志町歴史語り部の会」の案内で、小山・八太地区にある名刹・青巌寺や初瀬街道の八太宿・八太の七曲り・田上家の土塀などを歩いて巡り地域の魅力を満喫した。また途中、同線の鉄橋付近で、「名松線を元気にする会」の掘田祐冶事務局長が参加者に、今後の同線の活性化への抱負を話した。さらにゴールの同支所では、食のおもてなしや地元物産の販売も行われ好評を博した。
家族と参加した成美小5年の水野美玖さんは、「名松線に乗ったのは今日で2回目くらい。土の塀がすごかったです」と話した。
なお同ウォークの第2回~第10回は参加者が定員に達し受付けを終了した。
2015年10月8日 AM 4:56
<< ZTVが津まつりの11日に特別番組 大パレードを生放送 関連番組でもまつりの様子を放送 地域が応援するキャリアアップセミナー >>