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10月10日(土)13時~15時半、津市芸濃町総合文化センターで『健康・省エネシンポジウムinみえ~健康と住宅の関係性から〝みえ〟の健康長寿社会を考える』が開かれる。主催=(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議。入場無料。
リビングと風呂場など、暖かい場所と寒い場所を行き来することによる血圧の急激な変化で起こる「ヒートショック」。日本では、毎年、交通事故を上回る死者が出ている。それに対し国は、住宅の気密性を高めることで、室内の温度変化を抑え居住者が健康に過ごせ、省エネもできる「スマートウェルネス住宅」の研究と普及を住宅関連業界や大学と共に推進している。
シンポでは住宅と健康の関連性を、建設や医療業界の人はもちろん、一般の人にも分かり易く解説。また、同住宅の普及による林業と建設業からの地域活性化を各界の専門家が語り合う。
問い合わせは事務局の旭建材の宮島さんへ☎津234・3301。
2015年10月8日 AM 4:55
10月18日(日)15時半~(開場15時)、津市芸濃総合文化センターで、「芸濃町を芸濃い町にする会」主催の舞台『西遊記』が上演される。
同会は、同町出身の文筆家・伊藤裕作さん(65)を中心に設立。伊藤さんは、5年ほど前より、東京と故郷を行き来しながら、東京の劇団の公演を津市で開いている。更に「芸濃町をその名の通り、芸濃い町にしたい」と、椋本獅子舞のドキュメント映画「獅子が舞う人が舞う」を制作するなど様々な企画を手がける。
今回の舞台は国内外で高い評価を受ける俳優・流山児祥率いる劇団「流山児★事務所」のツアーの一環。三蔵法師が孫悟空、沙悟浄、猪八戒を従え、旅をするお馴染みの西遊記を大胆アレンジ。作・演出は、小劇場界でカルトな人気を誇る劇団・少年王者館を主宰する天野天街。音楽は、北野武監督「座頭市」を手掛けたムーンライダースの鈴木慶一。両者が生み出す濃密な世界観が、世代、性別、言語を超えて楽しめる前代未聞の歌謡冒険活劇をつくりあげていく。
チケットは、一般は前売3000円、当日3300円。芸濃町民と出身者、在勤者は前売1000円、当日1500円。小中学生=前売500円、800円。
予約・問い合わせは芸濃地区社会福祉協議会☎津265・4890へ。
2015年10月8日 AM 4:55
仏壇の花を整えながら、「ハクシコウコウセキ」とつぶやく。これは花色の順。白紫黄紅赤。白菊を真中に高くして、リンドウを次に、黄色い菊を少し下げて、その下に濃い紅と赤の小菊で、全体をひし形に整える。
たいていはそれほど豪華に揃えずに、白黄赤の順でとりあえずひし形に。その花色順をいつ覚えたのか記憶にないし、また正しいか否か確かめてもいないが、花を手に取ると、毎回ハクシコウコウセキが頭に浮かぶ。
味噌汁を作る時の味噌の量はカレースプーン一杯で一人分。これも毎回思い出す。覚えたのはたぶん高校生の頃で、それから何千回も味噌汁を作っているから、何千回も思い出しているはずだ。
何かする時に、必ず関連する記憶が浮き上がってくる。いったい人の脳の中はどうなっているのだろう。花色の順や味噌の量など、役に立つ知識ならば問題ないが、失敗したこと、恥ずかしかったことが浮かび上がってくることもある。もうずいぶん経っていて、忘れ去りたいものが。
それでいて、知っているはずの情報が出てこないことがある。しっかり覚えたはずの名前がどこにも見当たらなくて、「ほら、何とかいう、前に行ったレストラン」のような会話をしている。
要するに脳内の検索に難があるのだ。余計な検索結果を無視し、必要な記憶だけを取り出す検索能力がほしいと切に思う。 (舞)
2015年10月8日 AM 4:55