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津市大門の「あのつ画廊」では今日15日~18日10時~15時、企画展「広告マッチラベルから見た昭和の津の商店」を開催。昭和20年代~40年代に収集された、331の市内の店・事業所などの広告マッチラベル計753点を展示する。
これらのラベルは大門出身の中川志づさん(昭和39年生まれ、55年に72歳で逝去)が集めアルバムに貼り丁寧に保存していたもの。
志づさんが亡くなってからは、長女の向井和子さん(84、津市半田)が所蔵しており、一般公開は今回が初。きっかけは向井さんが今年4月に同画廊を訪れ、ボランティアスタッフに「公開して市民の皆さんに当時の津の町にあった商店などを知ってもらいたい」と相談したこと。スタッフがその思いに応え、ラベルを水に浸しアルバムから剥がして台紙を貼るなど、熱心に展示の準備を行った。
向井さんは「公開できて本当に嬉しい。スタッフの方のご尽力のお陰です。母も喜んでいると思います」、またスタッフは「会場には、ラベルの店がどこにあったかを示す地図もあります。見て懐かしんでもらえたら」と話している。
2015年10月15日 AM 4:55