人形を手に…福井とし子さん

人形を手に…福井とし子さん

着物地を使ったタペストリー

着物地を使ったタペストリー

着物の生地を使って可愛い人形などを制作している津市城山在住の福井とし子さんの「手作り作品展」が百五銀行津城山支店=津市城山3丁目11─5=で今月31日まで開かれている。9時半~15時。
福井さんは生まれつき耳が不自由で縫製を仕事にしているが、4年前に逆流性食道炎に罹り、自律神経失調症にもなるなど憂うつな日々に苛まれた。その時、主治医から趣味を深めてリラックスするよう勧められ、人形制作に打ち込むようになったという。
期間中は布で作った人や動物の人形のほか、色紙の上に制作した折り紙細工や、着物地のタペストリー、小物など25点を展示。