志づさんの娘・向井和子さん

志づさんの娘・向井和子さん

ラベルを集めた中川志づさん

ラベルを集めた中川志づさん

展示される喫茶店「白牡丹」「白十字」の広告マッチラベル

展示される喫茶店「白牡丹」「白十字」の広告マッチラベル

津市大門の「あのつ画廊」では今日15日~18日10時~15時、企画展「広告マッチラベルから見た昭和の津の商店」を開催。昭和20年代~40年代に収集された、331の市内の店・事業所などの広告マッチラベル計753点を展示する。
これらのラベルは大門出身の中川志づさん(昭和39年生まれ、55年に72歳で逝去)が集めアルバムに貼り丁寧に保存していたもの。
志づさんが亡くなってからは、長女の向井和子さん(84、津市半田)が所蔵しており、一般公開は今回が初。きっかけは向井さんが今年4月に同画廊を訪れ、ボランティアスタッフに「公開して市民の皆さんに当時の津の町にあった商店などを知ってもらいたい」と相談したこと。スタッフがその思いに応え、ラベルを水に浸しアルバムから剥がして台紙を貼るなど、熱心に展示の準備を行った。
向井さんは「公開できて本当に嬉しい。スタッフの方のご尽力のお陰です。母も喜んでいると思います」、またスタッフは「会場には、ラベルの店がどこにあったかを示す地図もあります。見て懐かしんでもらえたら」と話している。

オープン初日に(左から)伊藤友治・平治煎餅会長、石垣副知事、 岡本会頭、前葉市長、伊藤博康社長らでテープカット

オープン初日に(左から)伊藤友治・平治煎餅会長、石垣副知事、
岡本会頭、前葉市長、伊藤博康社長らでテープカット

店舗内には喫茶スペースの茶房も新設

店舗内には喫茶スペースの茶房も新設

 

津市大門の「平治煎餅大門本店」が6日、新装オープンした。
京都の町屋をモチーフにした新店舗(建築・辻工務店)は、店頭販売部分に加え、旧店舗が工場として使用していたスペースに、茶房(喫茶スペース)を新設。枯山水の坪庭も設けられた。
オープン当日の朝に行われたセレモニーには、石垣英一副知事、前葉泰幸津市長、岡本直之津商議所会頭をはじめ、多くの市民らが祝いに駆け付けた。
冒頭、伊藤社長は、 「阿漕平治の伝説と市民の皆様に支えられ、今年で創業103年を迎えることができました。心より感謝申し上げます。新店舗は、お客様によりくつろいで頂ける空間を目指して建築しました」と感謝の意を表した。
また、前葉市長は「新築された百五銀行ビル、岡三証券ビル、三交不動産ビルに次ぐ、中心市街地の東側の新たな〝潤い〟ができた。商店街の新たな核ともなる」と祝辞とともに、賑わい創出への期待感を込めた。

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