2015年10月

笑顔で巻き寿司を販売する生徒(左)

笑顔で巻き寿司を販売する生徒(左)

津市大谷町にある学校法人大川学園・三重調理専門学校1階の実習店舗『Piccolo(ピッコロ)』で7日、開店8周年祭が行われ、巻き寿司「うなぎの十二単巻き」が350本販売された。
同店では、同校2年生が作った弁当などを、持ち帰り専門で販売している。この巻き寿司は、津の名物である鰻をはじめ12種類の食材を使ったもので、毎年周年祭に登場する。
今年は、シャリに三重県が開発した米「結びの神」を使用。販売開始前から多くの客が訪れ店前に行列ができ、生徒22名が笑顔で丁寧に対応した。生徒の中西佑介さん(20)らは同店での実習について「衛生面に気をつけています。お客さんの笑顔が嬉しいです」「これからも色んな人に買ってもらいたい」と話した。

人形を手に…福井とし子さん

人形を手に…福井とし子さん

着物地を使ったタペストリー

着物地を使ったタペストリー

着物の生地を使って可愛い人形などを制作している津市城山在住の福井とし子さんの「手作り作品展」が百五銀行津城山支店=津市城山3丁目11─5=で今月31日まで開かれている。9時半~15時。
福井さんは生まれつき耳が不自由で縫製を仕事にしているが、4年前に逆流性食道炎に罹り、自律神経失調症にもなるなど憂うつな日々に苛まれた。その時、主治医から趣味を深めてリラックスするよう勧められ、人形制作に打ち込むようになったという。
期間中は布で作った人や動物の人形のほか、色紙の上に制作した折り紙細工や、着物地のタペストリー、小物など25点を展示。

対談する武田美保さん(左)と吉田沙保里さん

対談する武田美保さん(左)と吉田沙保里さん

津市上弁財町津興の市立橋南中学校体育館で2日、何れも地元にゆかりのオリンピックメダリストで、シンクロスイマーの武田美保さんとレスリング選手の吉田沙保里さんによる対談形式の講演会が催された。
「津南ロータリークラブ」=松田英明会長、会員49名=の創立50周年記念企画で、全学年の生徒約520名などが参加。武田さんが「私は五輪に出させて頂きましたが、そこまで頑張れたのは生まれ持った才能があったからではなくて、選手として向いてないところは一杯あるが思いが強く行動がとれたからなんです」、また吉田選手も「私も、柔道の谷亮子選手に憧れてからは、レスリングをやめたいと思ったことはなかったです。それからは五輪に出たいという思いだけ」など、目標を決めて諦めず努力することの大切さを語った。

[ 20 / 33 ページ ]« First...10...1819202122...30...Last »