2015年10月

「ジャズバンド・HAKUSAN」による『公開ジャズビッグバンド講座~ビフォー&アフターのミニコンサート付き~』が4日(日)13時半から(開場13時)、アスト津のアストホールで開かれる。入場無料。予約不要。後援=津市・津市教委・三重県ビッグバンド連盟。
津市白山町を中心に活動する同バンドは 「~音楽が創る、豊かな人と繋がる地域~」をテーマに2014年3月に設立。「音を楽しむことを」を追及しながら地域活動として町の活性化を目指している。現在団員数は50名を超える。
当日は、ビッグバンドの経験者だけでなく、吹奏楽部の部員や音楽指導者(教師など)、ジャズ愛好家を対象に、講師の鈴木学氏(㈱マナブミュージック)がレッスンする。鈴木氏は「ハッピーなジャズ演奏を生み出すための秘訣は?クラシック、吹奏楽演奏との違いは?同バンドメンバーと共にジャズの魅力をご紹介します」と話している。
問い合わせは伊東さん☎090・9760・9208。

入れ歯供養の様子

入れ歯供養の様子

三重県保険医協会は「入れ歯の日」の10月8日(木)15時~16時、津市栄町の四天王寺で「入れ歯供養祭」を営む。現在、供養する入れ歯を受け付けている。
「針や人形の供養があるように、お世話になった入れ歯に感謝の気持ちを持ってほしい」との考えから99年から同寺で行われているもので、現在は岡山県など県外でも営まれている。
参加費は無料で供養費等も不要。
当日は14時半から受付開始、15時から「入れ歯供養祭」開会、15時05分から祭文朗読。15時10分から読経・参加者線香・四天王寺住職による歯に関する話など。15時半から講話・閉式。15時50分から敷地内にある「入れ歯供養塔」に移動し埋葬、終了は16時の予定。
問い合わせ・申し込みは同協会☎059・225・1071へ。

本城山公園の展望台(取材した5月8日の様子)

本城山公園の展望台(取材した5月8日の様子)

沙羅双樹や紅葉でも知られる「円光寺」

沙羅双樹や紅葉でも知られる「円光寺」

八雲神社からは、再び赤部の集落を経て、のどかな農道を河芸総合支所の方へとのんびりと走る。「この道は、ここに繋がっていたのか」と一人で頷きながら笑みを浮かべる。本当にささいなことだが、未知が既知へと変わる瞬間の快感は何ものにも代え難い。読者の皆様方に、未知をお届けするためにも、こういった積み重ねを日頃から心がけている。
河芸総合支所の前を通り再び伊勢鉄道の線路をくぐる。しばらく々に覆われた坂道を登ると、本城山青少年公園に到着。兄・織田信長との戦いで夫・浅井長政を失ったお市の方と、3人の娘である茶々、初、江が過ごしたと言われている伊勢上野城跡にある。そのおかげで、2011年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」の放映時には、数多くの観光客が訪れた。
公園の中の小高い丘の上には展望台。早速登って四方を見渡してみると、なぜこの場所に城を建てたのかが自然と理解できる。近隣の集落のみならず、遠くは伊勢湾の向こうの知多半島までを容易に見通すことができるからだ。戦国武将が高いところに居城を構えたのは、何も城の周囲に居を構えた領民を見下すためではない。いち早く他国の侵略を察知して、大切な領民を守るためである。自分が武将だったらと考えると、眼下の集落からたち上がる炊事の煙など、領民の営みを目にするたびに、気が引き締まる思いで統治に励んだはずだ。まして、弱肉強食や下剋上がまかり通った時代である。砂上の楼閣という言葉に集約されるほどに儚い権力構造を盤石なものにするためにも領民との良好な関係は不可欠なはずである。
公園の後は、すぐ隣にある円光寺へ移動。この寺は伊勢上野城の城主・分部氏の菩提寺。後に大溝藩(現在の滋賀県高島市)を幕末まで治めた同氏の礎を築いた分部光嘉は、富田信高らと共に関ヶ原の戦いの前哨戦である安濃津城攻防戦において活躍。わずか1700の寡兵で3万にも及ぶ西軍相手に勇戦し、敗北こそしたものの、東軍の勝利に貢献している。
この円光寺は、同氏の移封に伴い、大溝へと移されたが後に当地を治めた紀州藩が寺領を認めたので旧伽藍が存続したもの。本堂はこじんまりとしているが、古風な禅寺の風格を漂わせている。覗いてみると、住職がいらっしゃったので、挨拶し、少し休憩をさせて頂く。平家物語でもおなじみの沙羅双樹や紅葉でも知られており、それぞれの季節になると、多くの参拝者が訪れる。
さて、いよいよこの旅の締めくくり。海に向かって自転車を飛ばす。(本紙報道部長・麻生純矢)

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