環濠にペンキで絵を描く生徒たち

環濠にペンキで絵を描く生徒たち

10月24日、津市一身田町で市立一身田中学校の美術部の生徒25名が地域を取り囲む環濠(高田本山専修寺の西側部分)に色とりどりのイラストを描いた。
一身田観光振興懇話会=中西万喜夫会長=の主催。この日は同校の生徒、高田短大の学生、一身田ほっとガイド会のメンバー、地域住民合わせて400人以上が町内の清掃を実施。その一環として行われたもの。同地区は専修寺を中心に集落の周囲を環濠が取り囲む全国的にも珍しい寺内町を形成。生徒たちが地域のシンボルともいえる環濠にイラストを描くことで愛着をもってもらうと共に、観光客たちの目を引けばと実施した。
環濠に入った生徒たちはコンクリートの壁面に沿って並び、チョークで下絵を描いた後、はけを手にペンキで花やキャラクターなど思い思いの絵に色を付けた。すっかりにぎやかな雰囲気になった環濠を見て学生たちは喜んでいた。