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10月18日、伊勢市の三重県営総合競技場であった第21回三重県小学生陸上競技選手権大会で、津市の陸上チーム『一志Beast』の藤田晃輝君(12・立誠小6年)と久保日向子さん(11・一志西小6年)が共に80mハードル(小学5・6年男子、小学5・6年生女子)で県内新記録を出して優勝した。
それぞれが男子と女子キャプテンとして日頃からチームの仲間たちを引っ張る存在でもある。藤田君は8月に神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催された「第31回全国小学生陸上競技交流大会」で準優勝。小学生として最後の目標を県新記録の更新に定め頑張ってきたが、予選で12秒ジャスト、決勝で12秒03というタイムを叩き出し見事それを達成した。「予選から記録を出すつもりで頑張った」と語る。
一方の久保さんは全国大会の予選となった7月の県大会で転倒し、無念の敗退。その雪辱を果たすべく、同大会に出場し、全国大会出場選手たちを破り、県内新記録の12秒73で優勝。「負けた悔しさがあったから頑張れた。お父さんとお母さんも練習につきあってくれて嬉しかった」と笑顔。
2人は、一緒に練習を重ねてきた仲間たちと喜びを分かち合っていた。
2015年11月5日 AM 4:55
10月24日、津市一身田町で市立一身田中学校の美術部の生徒25名が地域を取り囲む環濠(高田本山専修寺の西側部分)に色とりどりのイラストを描いた。
一身田観光振興懇話会=中西万喜夫会長=の主催。この日は同校の生徒、高田短大の学生、一身田ほっとガイド会のメンバー、地域住民合わせて400人以上が町内の清掃を実施。その一環として行われたもの。同地区は専修寺を中心に集落の周囲を環濠が取り囲む全国的にも珍しい寺内町を形成。生徒たちが地域のシンボルともいえる環濠にイラストを描くことで愛着をもってもらうと共に、観光客たちの目を引けばと実施した。
環濠に入った生徒たちはコンクリートの壁面に沿って並び、チョークで下絵を描いた後、はけを手にペンキで花やキャラクターなど思い思いの絵に色を付けた。すっかりにぎやかな雰囲気になった環濠を見て学生たちは喜んでいた。
2015年11月5日 AM 4:55
10月22日~25日、メッセウイングみえで、和布リメイク作家・小田孝さんが主催する「工房孝」の作品展及び即売会「工房孝とその仲間の和日和冬支度展」が開かれた。
工房孝では、日本伝統の着物でも正絹に強いこだわりを持ち、洋服や小物にリメイクしている。素材となる着物の作り手の思いや、どのような経緯で着物に仕立てられたのかなどに思いを巡らせながら、端切れまで無駄にせず新たな命を吹き込んでいく。
今展には作家10名が手がけた大小約500点の作品を展示。連日、多くの来場者が訪れ、実際に手に取りながら楽しんでいた。
小田さんは「昔の人が残した生地の素晴らしい柄や織りを大切にしながら、これからも着物を生まれ変わらせていきたい」と話した。
2015年11月5日 AM 4:55