検索キーワード
鈴鹿の山の向こう側に紅葉狩りに出かけた。野洲川沿いから、鈴鹿スカイラインを四日市へ下るコース。秋晴れの午後の陽ざしを浴びて、黄色や赤の木々が輝いていた。植林された緑に混じると黄も赤も一段と映える。
スカイラインに入る前に山里のレストランに寄ると、地産地消メニューとして猪肉や鹿肉があった。山に来れば山のものを食べてみようと、私はぼたん鍋を選んだ。
ぼたん鍋は思いのほか美味しかった。猪肉に臭みはなく、口中でほどよく脂と赤身が混じり合った。実を言うと、猪肉は初体験。狩猟肉をジビエと言い替えても、牛や豚ほど食べやすくはないだろうと思っていた。体験して食の世界が広がった感がする。
近年、鹿や猪の被害が伝えられ、行政による害獣駆除がなされていると聞く。しかし、この害獣や駆除という言葉の強さにはたじろいでしまう。海で魚を獲って食べるように、山で獣を捕って食べれば駆除と言わなくても獣の数が減るだろう。
まずは獣の肉の美味しさを広めていくことが大事だ。三重県が「みえジビエ」という取り組みをしている。品質向上とクーポンキャンペーンは良いやり方だと思う。
西洋人と違って私たちはジビエを食べる文化を持たないが、今の大人が美味しいと食べれば次の世代に伝わる。適量を食材とすることが獣との共存につながると思う。(舞)
2015年11月12日 AM 4:55
津市半田にある書道教室・書道研究「莞耿社」三重支部=神田雅妍主宰=の開設20周年記念祝賀会が10月31日、ベルセ島崎で開かれた。
同支部は、長岡雅風氏(87)開設。現在は弟子の雅妍氏が引き継ぎ書道を指導している。
冒頭、雅妍氏は、「20年間は遅いようで早かった。当時、教えた子供達も27歳くらいになっている。今もその頃のことが思い出される。今後も無理しないで頑張ってほしい」と挨拶。
続いて、雅妍氏から雅風氏に感謝の気持ちを込めた花束を贈呈。また7年間、指導を受けている大河内加菜ちゃんから雅妍氏に「いつも明るく、アドバイスをしてくれる先生のおかげで
続けられた。今後も25周年、30周年を迎えてほしい」と祝いの言葉が贈られた。
祝賀会では雅妍、雅風の両氏による揮毫も披露された。
2015年11月12日 AM 4:55
▼「ふれあい創作展」…11月18日(水)~22日(日)9時半~17時(最終日は16時)。県美県民ギャラリーにて。津西地区自治会連合会(津西ハイタウン・緑の街・つつじが丘・広明台・津公園団地・西が丘団地・コモンヒルズ西が丘・西団地・上津台・渋見ケ丘・むつみが丘)の住民が絵画・写真・書・彫刻・陶芸・工芸・などの作品を展示。▼「ふれあいコーラスのひろば」…11月21日(土)14時~(開場13時半)、県美講堂にて。7グループ(合奏団あけぼの・はみんぐ♪つつじ・ウエストヒルズアンサンブル・偕楽クラブ合唱団・コールみどり・Cantiamo)が披露。主催は津西地区社協・同自治会連合会。
2015年11月12日 AM 4:55