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14日、津市藤方の市立藤水小学校=葛西隆校長=の体育館などで、藤水地区社会福祉協議会=木下榮雄会長=主催の『藤水フェスタ』が開かれ、多くの地域住民と児童、保護者、教員が参加し楽しく交流した。
同フェスタは、地域の敬老事業と文化祭的な意味合いを持つ毎年恒例の行事で、地域住民同士のふれあいや地域づくりが目的。
今年は、熊野鬼城太鼓演奏や、よさこいチーム「藤水バリバリ踊っちゃオー」による演舞、吉野悦世さんの歌謡ショーのほか、お楽しみ抽選会もあり、会場を盛り上げた。
また園児や老人会などによる様々なジャンルの展示もあり、来場者は興味深く見ていた。
さらに、同小の各学年の児童が、ステージで今年学習した成果を発表した。
そのなかで、5・6年生は、今月5日に参加した津市中ブロック連合音楽会で歌った曲「手のひらをかざして」を、「聞いている皆さんの心に届くように」と合唱。
来場者は、澄んだ歌声に聴き入っていた。
2015年11月19日 AM 4:55
8日、津市白山町城立の元取公民館多目的ホールなどで、『第36回元取地区文化祭』が開催された。主催は同実行委員会。
ホールでは同地区の伝統行事で、市指定無形民俗文化財「元取千本搗き」が、「元取千本搗き保存会」=中西公会長、会員24名=により行われた。
同行事は、同時に多くの杵を使い餅を搗くもの。氏神の秋の大祭で、五穀豊穣などを願い行われたのが始まりと言われている。
搗き手たちは囃子に合わせて3臼分の餅を搗いた。3臼目の最後には、何度か杵で餅を頭上に突き上げたあと、“幸運が舞いつく”と言われるこの餅をより多く自分の杵に付けようと、それぞれが杵をねじり、見事に多く付けると喜んでいた。搗き上がった餅は次々と来場者に振る舞われて、「柔らかくて美味しい」と好評だった。
会場ではほかに、伊賀市の川上修一さん(61)ら同級生5名でつくるインストゥルメンタル・バンド「ミドルズ」が懐かしい曲を演奏したり、アウトドア施設「わかすぎの里」による五色餅・五平餅の販売と、いのしし汁の振る舞いなども行われ、大盛況だった。
2015年11月19日 AM 4:55