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津ライオンズクラブ(以下、津LC)は15日、津リージョンプラザお城ホールで、「米村でんじろうサイエンスプロダクション」を招き、「科学をもっと楽しもう!おもしろサイエンス教室」を開いた。LCが取り組んでいる青少年健全育成事業の一環。定員600名に対し1000名を超える応募があるなど、開催前から大きな反響を呼んだ。
同プロダクションは、テレビで絶大な人気を誇る日本初のサイエンスプロデューサー・米村でんじろうさん率いるサイエンスショーチーム。科学実験を多彩な演出を加えてショースタイルで表現。「学べるだけでなく楽しい、楽しいだけでなく学べる」教育とエンタテイメントを融合させることで、多くの子ども達から人気を得ている。
この日は、でんじろう氏の一番弟子であるチャーリー西村さんと同プロダクションのスタッフが出演。
はじめに、会場全員に配ったゴム風船を使った実験に挑戦。ゴムは伸びると発熱し、反対に縮む時には冷たくなるという〝エントロピー弾性〟の性質を実際に各自で体感した。
また、ダンボール紙で作った「空気砲」の実験では、初めに約40センチ四方の比較的小型のダンボール箱の側面の一カ所にテニスボール大の穴を開けた空気砲を使用。箱の側面を手のひらで叩いて箱の中の空気を瞬時に圧縮させることで、穴から勢い良く空気が噴出されることを体で学んだ。
特に、子ども達や保護者の関心をひいたのが、巨大空気砲。この実験では、人が入れる程の大きな箱の中にスモークマシンを使って煙を充満させた上で、側面をボヨーンと叩いて中の空気を一気に放出。先ほどまでは見えなかった空気の球が、煙を入れることで大きな煙の塊になって客席上空にまっすぐに打ち上がり、やがて煙がリング状になって消えていく様子を見て、会場からは驚きのどよめきが上がっていた。
尚、津LCでは、会場で販売されたでんじろうグッズの売上金から、津市乙部にある児童養護施設・みどり自由学園に2万8000円を寄付した。
2015年11月26日 AM 4:55
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