2015年11月

津市河芸町の「アサヒスポーツクラブ千里」で11月1日、『第4回ジャパンスポーツスイミングフェスティバル』が開かれ、㈱ジャパンスポーツ運営が運営する施設、「くじら」「津アサヒスイミングスクール」「アサヒスポーツクラブ千里」の3施設から18歳以上の会員が参加。様々な種目やリレー、レクリエーション競技で親睦を深めた。
個人種目は、事前の自己申告タイムと、当日の計測タイムとの差が小さいほど順位が上がるタイムレース方式で競われ、参加者から「自分のペースで順位を上げられる」と好評だった。 結果は(カッコ内は施設名。敬称略)──
▼ベストマスターズ賞(カッコ内は施設名。敬称略)=脇海道久子(アサヒ千里)▼マスターズ賞=庄村綾乃(アサヒ千里)、濱口源(アサヒ千里)、中世古三枝子(アサヒ千里)、田中哲司(くじら)、松岡まり子(津アサヒ)。

新酒のきき酒をする川端社長(左)と山本さん(中)

新酒のきき酒をする川端社長(左)と山本さん(中)

12日、清酒・初日などで知られる津市久居本町の蔵元『㈱油正』で、恒例の新酒の初しぼりがあった。
同社では、先月から今秋収穫したばかりの新米(麹米には富山県産五百万石、掛米には三重県産米)と同社の井戸水(布引山系の水脈)を使い、今年の日本酒を醸造している。
原料米は、夏場の天候不順もあり、小さい米粒であると予想され、また製造を始めた10月中旬からは例年に比べて暖かい日が続いたことから、それらを考慮して醸造を進めてきた。
当日朝、酒蔵内では神饌が供えられた祭壇前で、川端治夫社長、家木良英専務や、杜氏を多数輩出する但馬(兵庫県新温泉町)から毎年10月から翌年3月までの半年間、同社に住み込みで休みなく酒造りに励む杜氏・山本隆章さんらが参列して、地元の川併神社禰宜の尾﨑貞彦氏による神事が行われ、今年も良い酒が安全に出荷できるようにと祈願した。
神事の後は、昔からの慣例で、新酒ができたことを知らせる杉玉(直径約70㎝)を店の軒先に掲げた。続いて、川端社長、山本さんらが搾りたての新酒を口にして、その出来栄えを確かめた。
川端社長は「とれたての米で醸造できたのは、杜氏をはじめ皆さんのおかげです」、山本さんは「香りが良く例年通りの良いお酒になった」と話した。
同社では搾りたての新酒を「初しぼり」銘柄として順次出荷、販売している。
なお、23日10時〜15時、毎年人気の「蔵開き」を開催。地域物産の販売のほか11時〜13時半には酒蔵見学と新酒の試飲も行う。

色とりどりの菊の展示と、米本さん

色とりどりの菊の展示と、米本さん

津市久居桜が丘町の米本昭生さん(86)が現在、自宅の建物前で、趣味で育てた100鉢以上の菊を展示している。毎日17時~20時にはライトアップも実施中。見頃は11月25日頃まで。
米本さんは松阪市生まれで、滋賀県の会社でナイロン糸の製造に携わっていた31歳の頃、仕事の傍ら菊の栽培を本格的に始めた。各地の菊花展で作品を見て、その美しさに魅入られたのがきっかけだったそう。
以来、独学で栽培技術を磨き、昭和55年に現住所に引っ越してからは毎年、育てた菊を自宅で展示。遠方からも多くの人が鑑賞に訪れている。
今年の展示は、隙間が出来ないように「懸崖」「木付け」をはじめ様々な作りの菊を組み合わせるなどの工夫を凝らした。「順序良く作業し、栽培するのが楽しいです。展示は来年以降もずっと続けて行きたい」と米本さん。
展示に関する問い合わせは米本さん☎059・256・2725へ。

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