2015年11月

◆エクボ・軽トラ朝市 11月29日(日)8時~11時(雨天中止)。久居射場町34の樋口整形外科・えくぼ駐車場にて。採れたて野菜、彩り草花苗、マッサージ、文字アート、手芸品、持ちつき、豚汁など。町なかの食あそび・パフォーマンスなどテンコ盛り。出店者も募集(無料)。喫茶えくぼ☎059・256・5111。
◆《笑いヨガ》体験会 11月29日(日)・12月19日(土)10時~11時半、アスト津3階おしごと広場にて。三重ラフター(笑い)ヨガクラブの主催。参加費500円(未成年無料)。誰でもできる笑いのエクササイズ!ストレス解消、免疫力アップで風邪予防も。加藤さん☎059・230・4077へ。
◆おはなしの森20人の手仕事展 11月26日(木)~28日(土)10時半~17時半(最終日は17時)、津市桜橋の児童書の専門店おはなしの森にて。「森と物語」をテーマに手編ニット作品、羊毛フェルト、パッチワーク、布小物などを展示。即売会もある。同店☎059・222・5554。

記念式典の様子

記念式典の様子

15日、津市栗真町屋町の町屋会館で『町屋百人衆』の創立20周年記念と緑綬褒状記念式典が行われた。
平成7年に「ちょっと無理をして自分たちのまちを誇れる街にしませんか」をスローガンに地元住民たちが設立した同団体。地域の氏神である千王神社の夏祭りで行っている「巨大龍踊り」では、ふんどし姿の男たちが全長55mの電飾龍を担いで練り歩く姿が夏の風物詩となっている。
また、「町屋海岸を裸足で走れるようにしたい」という目標を掲げ、長年清掃を続けている。その活動が評価され、今年の春の褒章で緑綬褒状を受章した。
記念式典には会員の他、地域住民や市内の郷土芸能関係者ら約60名と、来賓の前葉泰幸市長、松田直久代議士、舟橋裕幸県議、杉本熊野県議らが出席。
伊藤浩一会長は「20周年を迎えることができたのも皆様のおかげ。設立当時、私は一会員だったが、町屋に何か起こると感じたのは記憶に新しく、今も思い出す。町屋百人衆の活動は常に家族ぐるみで、当時赤ちゃんであった息子や娘たちにも子供ができ、担い手となっている」と挨拶した。

車で通った道路脇に、「みかん詰め放題」の文字があった。ちょうどみかんも切れているし、スーパーじゃない場所で買うのも面白いかと立ち寄った。
「詰め放題五百円」と書かれた平台には、小ぶりのみかんが山と積まれていた。用意された袋はいかにも小さいが、上手に詰めればそこそこ入るだろう。ぎゅうぎゅう詰めてもそうでなくとも、違いは数個と思われた。
それでも自ずと張り切ってしまう。袋を伸ばすという卑怯な手段は取らない。いかに効率よく詰めるかと考える。やみくもに詰めてはいけない。同じ向きに並べるか、それとも隙間を狙って満たしていくか、いろいろ考える。
みかんを手に取ると硬さの違いにも気付いた。美味しさや新鮮さは、みかんの硬度や形状に表れているだろうか。表面の艶や傷は味に関係があるだろうか。いろいろ考えてみることが楽しい。
こういうふうに観察したり、仮説を立てたり、検証したりするのは、まさしく科学的探求の手法である。重ねて言うが、一個二個にこだわっているのではない。探求が面白いのだ。
傍では夫が、「いい加減にしろよ」という目で眺めている。きっと「ケチくさい」などと思っているのだろう。長く連れ添ってもお互いへの理解が足りないのが、夫婦である。     (舞)

[ 4 / 28 ページ ]« First...23456...1020...Last »