jinnenjyo4日、津市美里町穴倉で津市立辰水小学校の6年生児童13名が、山里の味である自然薯の収穫を行った。
児童が他の学校の生徒と交流したり、地域のことなどを学ぶ美里総合学習の一環として行われた。収穫した自然薯は農家の吉川正志さんが栽培したもの。吉川さんの自然薯は、みえの安心食材の認定を受けておりその品質の高さからリピーターも多い。
児童たちは、吉川さんの畑の近くにある公民館で自然薯について簡単な説明を受けた後に移動。畑に埋められた長さ1・5mほどのパイプを掘りおこし、中に入っている自然薯を収穫する作業を体験した。
うねに沿って一文字に並んだ児童たちは、それぞれが目印を頼りに土中に手を突っ込み、パイプを探した。そして、身の丈ほどもあるパイプを手に取って、その中に詰まった土を出し、立派な自然薯が姿を現すと大はしゃぎ。折れないように注意を払いながら、手に取ると満面の笑みを浮かべながら収穫の喜びを噛みしめていた。