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人が健康で長生きできる環境を整えるためのサービスをトータルで仲介・斡旋する新企業として今年3月に設立された㈱Ship(シップ)=津市広明町、井ノ口輔胖社長=が9日、ホテルグリーンパーク津で、三重県立看護大学名誉教授の村本淳子氏を講師に招き、「第3回シップサロン」を開いた。 同社の会員ら向けに1月に1回ペースで開催しているもので、毎回、幅広い分野から専門家を招き、知識を深めている。 村本氏は聖路加看護大学(現在の聖路加国際大学)を卒業後、NTT東日本関東病院で助産師として勤務。平成10年から三重県立看護大学に母性看護学教授として就任。同19年から同大学学長、同21年から理事長を兼務、同27年3月に任期満了で退職し現職に就く。 当日は「看護の源泉をたずね、看護職を知る~看護職をもっと活用しよう~」をテーマに講演。 「看護は『母親という母性』があった時からすでに存在していた。2500年前のギリシャ時代、ローマ時代の看護は、身内の者、同国の者に限られていたが、中世ヨーロッパ、キリスト教世界の看護(紀元500年~1500年)で現在のように見知らぬ人にまで援助の手を差し伸べる『愛の技』として定着し、キリスト教の教えとが一緒になり、修道院を中心に人々の中に広がっていく」と看護の歴史を解説。 また、看護学による病気のとらえ方は『病気とは回復過程である』とし、「回復に相応しい環境を整える事が看護の目的であり、病む人間の自力での回復を援助すること」と説明。手術後のケアでその後の回復に大きく差が出ることから、「医学と看護学は同時に発展していかなくてはいけない」と述べた。
2015年12月17日 AM 4:55
社会奉仕団体の「河芸ライオンズクラブ(河芸LC)」のメンバーが13日、津市河芸町影重にある児童養護施設「里山学院」を訪問し、『餅つき奉仕』を行った。
正月気分を子供達に楽しんでもらおうと同クラブが30年以上続けている恒例行事。メンバー自前の臼と杵を使い、「よいしょ!よいしょ!」の掛け声をかけながら子供達と一緒に24㎏、約8臼の餅をついた。
つきあがった餅は、よもぎ、きなこ、あんこ、おろしなどにして皆で美味しく食べた。
また、今年は新鮮な鮭を使った熱々の北海道の郷土郷料理「石狩鍋」も振る舞われ、ひと足早いお正月に子供らは大喜びしていた。
さらに、河芸太鼓衆DO・魂鼓による演奏も加わり、祭りムードを盛り上げていた。
2015年12月17日 AM 4:55
◆和小物のお正月展 津市久居中町134─35の和紅茶(国産の紅茶)をメインとする紅茶の店「茶寮 多喜」が併設のギャラリーで12月26日まで開催中。来年の干支・申の置物や、鏡餅・羽子板を象った作品などを展示販売。営業は10時~16時、水・木曜定休。駐車場は店向かいのNO.1~4。なお来年は1月15日から開店する。問い合わせは☎津256・3135へ。
◆三重テレビで日本民間放送連盟賞受賞記念特別番組「ふるさとはこころの中に~ハンセン病回復者のいま~」を放送 12月31日14時~15時。同社では、ハンセン病の隔離政策は違憲とする国家賠償請求訴訟で原告が勝訴した2001年以降、三重県とハンセン病の関わりを中心に取材。ドキュメンタリーやニュースの特集を制作し、ハンセン病への差別・偏見の解消を訴えてきた。今回は、昨年の春に放送したドキュメンタリー「さとがえり」を中心に、ほかの取材映像も交えて放送する。
◆桝形山(300m、松阪市、別名白米城)初日の出登山 元旦、近鉄の終夜運転の電車を利用して、午前5時半、久居駅西口に集合し、車に乗り合わせして現地(浄願寺)へ。参加料は950円(写真代・保険料など)。帰りは朝8時40分に久居駅着予定。冬季につき服装に留意。雨天時は翌日に延期。三重歩クラブ☎059・237・0795福地さん。
◆演劇「未熟者」公演 12月19日(土)19時~・20日(日)14時~、津市上浜町3丁目のあけぼの座にて。カドワキ企画の旗揚げ公演。一般前売り1200円、当日1500円、22歳以下はそれぞれ700円、1000円。チケットはメールkadowakikikaku@yahoo.co.jp
2015年12月17日 AM 4:55