伊勢大井駅で下車した参加者たち

伊勢大井駅で下車した参加者たち

白山町川口にある白山比咩神社に到着した参加者たち

白山町川口にある白山比咩神社に到着した参加者たち

12月13日、津市一志町・白山町で第4回目の「JR名松線復旧記念ウォーク」が開催された。
津市内のボランティアガイド団体が加盟する「津観光ガイドネット」が、今年3月26日に全線復旧するものの、利用者が少ない同線の観光路線としての価値を高める一助にしようと企画したもの。昨年10月から今年3月にかけて、全10回に亘り開催される。
今回は87名が参加。コースは、市役所一志総合支所に集合し、近くの一志駅から同線に乗り2つ先の伊勢大井駅で下車、そこから白山比咩神社(一志町井生)、白山比咩神社(白山町川口)を訪ねる5㎞のウォーキングを楽しみ、伊勢川口駅から一志駅まで再び名松線に乗るというものだった。
全10回のうちの第4回目ということで参加者も主催者も要領がわかってきたため、スムーズに進行した。 またコースが一志町と白山町にまたいでいたため途中、川口の白山比咩神社で、参加者へのガイドが「一志町歴史語り部の会」から「白山道しるべの会」にバトンタッチされる場面があった。
この川口の白山比咩神社は特に大きな見所で、参加者は、長く続く石段を登ったり、見事な本殿を見学したほか、ガイドから地域に伝わる「白鷺伝説」の話を聞き、ウォークを満喫していた。
さらに今回は、このウォークの関係3団体のメンバーが着る黄・緑・赤色の法被が揃って見られたのが特徴だった(黄色は「一志町歴史語り部の会」、緑色は「白山道しるべの会」、赤は、「名松線を元気にする会」)。