参加者を前に挨拶する草深支部長

参加者を前に挨拶する草深支部長

不動産取引業者などで作る(公社)三重県宅地建物取引業協会津支部=津市上浜町1丁目=は15日15時からプラザ洞津で支部大会、研修会を行った後、夕方から行政・政界・業界の関係各界の代表らを招き「平成28年互礼会」を開催。互いに協力して景気向上への積極的な取り組みを推進することを確認した。
互礼会は、県下の各支部でも開かれているが、その中でも津支部の互礼会は最大規模を誇る。会場には前葉泰幸津市長、舟橋裕幸、前野和美、青木謙順、杉本熊野の地元選出県議のほか、県司法書士会、県不動産鑑定士協会、県土地家屋調査士会の各会関係者と、同宅建協会支部会員ら約90名が出席した。
はじめに草深靖志支部長が、「今年5月に伊勢志摩サミットが開催される。世界から7カ国の首脳が集まってくるが、警備や消防、医療関係者などに配られる56万食の弁当の製造配送業務を、コンビニエンスストア大手2社が落札したことが分かった。地元の弁当業者も協力する体制となったと聞く。これだけでも数億円の経済効果がある。これに各国からの報道陣や民間人の消費する食事や観光、ホテル宿泊料などいろんな分野で県内でお金を使ってもらえる。これを機会に伊勢志摩、津市を含めた三重県とはこういう綺麗な所だと大いにPRし、少しでも不動産を購入してもらえれば、と期待したい。またサミット効果が今年だけでなく、長く続くようにしていきたい」と挨拶した。
前葉泰幸市長は「三重県全体が注目される年になる。サミットが開催された地に住む我々が誇りを持てる、プライドを持てる年にしなくてはいけない。また経済の活性化が大事。地方創生も、まち、人、仕事をしっかり造り出していくのがテーマ。不動産が活発に取引される事につながるような仕事づくり、まちづくりをしていかなくてはいけない。そのためには公共事業もしっかりと進める。大谷踏切、津興橋、学校へのエアコン設置にしても、それぞれ約20億円かかるが、今やらなくてはいつやるのか?将来、あの時にやっておけば良かった、と言われないようにしたい」とまちづくりについて述べた。
県議会議員を代表して舟橋裕幸県議は「空き家率が13%くらい、8件の1件の割り合いとか。私達が若い頃は家とか土地は財産だったが、所によっては負債勘定に陥ってきた現状がある。社会情勢の変化に伴って、土地や建物への見方や施策も変わってくる。我々もこの変化にどう対応していけばいいか、皆さんから示唆をいただきたい。サミットを成功させ活力ある三重県にしていきたい」と期待を込めた。
乾杯後は、会場の随所で歓談の輪ができていた。