三重ふるさと新聞 | 三重県 津市

▼友美会　油彩グループ展＝～26、百五銀行本店
▼ファイナルコンサート＝26、お城ホール
▼晴風書道教室生徒作品展＝～29、百五銀行津新町
▼近藤孝子個展＝～28、三重画廊
▼劇団カラーズ公演「美女と野獣」＝27、アストホール
▼邦楽部発表会＝28、嬉野ふるさと会館
▼ミエ・ユース・演劇ラボ２０１６・ままごと　まねごと「わたしたちは息をしている」＝27～28、県総文小ホール
▼省エネルギーを考えよう！＝25～３・６、ＭＡＰみえこどもの城
▼サンドブラストってなぁに？～オリジナル星形小皿～（工作教室）＝27～28、ＭＡＰみえこどもの城
▼第２回（平成28年）吉田渓彩主宰・彩惠美術院水墨画展＝～28、ＮＨＫ津ぎゃらりー

村林浩代さん

津市の声楽家・村林浩代さんのソプラノリサイタル「東日本大震災チャリティリサイタル」が３月11日（金）、多気郡大台町の奥伊勢・フォレストピア（宮川山荘・奥伊勢宮川温泉）で開かれる（受付・宮川山荘フロント17時半～、食事・交流会場18時～、ショー19時15分～20時半）。
村林さんは東京に憧れ武蔵野音大に合格したが、家族の希望で名古屋音大声楽科に進んだ。しかし、東京への思いは断ち切れず、20歳の時に、当時、女優の浅野温子さんが所属していた「若プロダクション」のオーディションを受けて見事合格。夢だった女優としての第一歩を歩むはずだったが、家族の理解が得られずに諦めた経緯がある。
その後、25歳で結婚。26歳で新音楽家協会のメンバーとなる。その間、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」で露の妖精の役でデビュー。以降は毎年のようにオペラやコンサート、リサイタルで音楽活動をしている。
当日は、被災地の復興支援を目的に、宮城県石巻市の阿部貴俊さんが養殖する牡蠣を使ったフォレストピアのフランス料理を味わった後、伊藤洋子さんのピアノ演奏と村林さんのソプラノを楽しむという趣向。
阿部さんは震災後、神奈川県から脱サラして石巻市に帰郷し、三陸海岸の海の復興に取り組んでいる。
また、会場で募金箱を設け、同県女川町の高校生が中心となり、同町の津波到達地点に石碑を立て、後世に避難先の場所を伝える活動をしている「いのちの石碑プロジェクト」へ支援する。
料金は１人８５００円、小学生５４００円、共に税込。飲み物は別料金。未就学児の入場は不可。各テーブルとも相席。無料送迎あり（松阪駅北口16時半発、宮川山荘21時発）。この他、宿泊プランもある。
問い合わせ・予約はフォレストピア☎０５９８・７６・１２００。

古布を使って制作された雛人形などが並ぶ「雛祭り展」

津市久居中町１３４─35の和紅茶（国産の紅茶）をメインとする紅茶の店「茶寮　多喜」＝店主・増田多喜子さん＝では、併設のギャラリーで先月15日～３月29日まで、古布などで作った和小物の「雛祭り展」を開催している。
長崎県佐世保市近郊でギャラリーを運営する森園美智子さんの協力で、季節ごとに行っている作品展の一環。
貴重な古布を使って作られた美しい雛人形や、今年の干支である申を象った可愛らしい小物など、それぞれの作家の個性が溢れる力作を展示、販売している。
また同店では、増田さんが厳選した美味しい紅茶と手作りのケーキを味わうことができる。
営業時間は10時～16時、水・木曜定休。駐車場は店向かいのＮＯ．１～４。
問い合わせは☎０５９・２５６・３１３５へ。