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17日、津都ホテルでキリンビール商品を通じた親睦などを目的とした15回目の「キリン一番津よい会」が開かれた。
津市とキリンは、キリンビールが安濃津よさこいをバックアップしたり、キリンビバレッジも市内に津まつり応援自販機を設置するなど関わりが深い。定期的に開かれているこの会では毎回、ビール以外にも新作のアルコール飲料や焼酎、ウイスキーなどが提供される。今回は、各界から集まった約106名の会員が参加。美味しい酒と料理を味わいながら、会話を楽しんでいた。
今回は、様々なイベントで、福を招く、おめでたい芸を披露している「日本南京玉すだれ協会・伊勢路会」が出演。人がすっぽり入る箱を使った脱出マジックや傘回しで会場を盛り上げた後、「さて!さて!」とお馴染みの掛け声を会場全員であげながら南京玉すだれを披露し、福を呼び込んでいた。
2016年2月25日 AM 4:55
津市安濃公民館は、毎年「郷土ふるさと」を学ぶ特別講座を開いている。今年は3月23日(水)13時半~2時間程度、同公民館多目的ホールで「知略に満ちた城造り…中世の津の城跡」と題して講座を開く。
講師は三重郷土会常任理事で県文化財保護指導委員の浅生悦生さん。
浅生さんは「NHK大河ドラマ『真田丸』が始まっていますが、約450年前、安濃の大地も激しい戦乱の渦に巻き込まれていきました。津市には約100カ所以上の中世城跡が残っています。安濃城跡は、三重県下でも最大規模の丘城で、信長勢の伊勢侵攻に激しく対抗した城跡です。
城跡を訪ねたり、発掘調査が行われると予想もしなかった遺構が発見されたりして驚きます。渋見城跡や峯治城跡では想定外の深堀が発見されましたし、戸島城坂城跡では規模が倍増しました。
高石垣、水堀、天守閣のある近世の城以前の、命がけで戦い守った人々の知略に満ちた城造りや、戦乱におびえた村人の姿なども学習します。また、太田城・清水宮山城・草生城・浄土寺城・藤ガ森城・今徳城・垂水城・伊勢上野城・雲林院城や雲出川流域の城跡も登場します」と話している。
参加無料。申し込みは同公民館☎津268・4382。締め切りは3月16日まで。先着90名。
2016年2月25日 AM 4:55