owarai 3月27日(日)14時半~津市大門、津センターパレス横の津市まん中広場で、お笑いの腕を競う「第1回三重県学生お笑いグランプリ」が開かれる。観覧無料。
主催するのは高田高校(津市一身田町)の1年生の男子生徒5人。落語やコントなどのお笑いや芸が好きで、高田中学在学中に同校の文化祭で披露したコントが予想以上にウケたことがきっかけで、「笑いはただのおふざけではない。人と人をつなぎ、笑顔にさせ、幸せを運ぶこの上なく素晴らしいコミュニケーション手段なのだ」を活動理念に「世界お笑いプロジェクト」を立ち上げ、同グランプリを企画した。
当日は、県内外から集まったお笑い好きの学生らが、各組15分以内で漫才やコント、落語などを舞台上で披露。来場者の投票で最優秀者を決めるほか、特別賞もある。5人もコントを披露する予定。
プロジェクトの稲葉雅紀代表(16)は「お笑いは人を元気にし、社会を明るくする力がある。お笑いでコミュニケーションを取れば、いじめをなくすきっかけにもなる」と話している。

春の日差しに誘われて、尾鷲まで出かけた。伊勢自動車道を南下する。高速道路の路肩の草木が根元から切られてすっきり。サミットに向けての整備が進んでいる。
紀勢道に入ると、ほぼ全線片側一車線の対面通行となる。事故が起こったらと心配になるが、休日でもそれほど車が多くないのがうれしい。
昨年開業した紀北パーキングエリア(始神テラス)に立ち寄った。紀伊長島の干物や味噌、玉子、梅干しなどが並んでいた。魚ギョーザやマンボウナゲットは、新しい地元の味のようだ。こういうのを見ると、旅気分が増してくる。
紀伊長島から尾鷲北までは無料区間。海が見えるかと期待したが、トンネル、トンネルで山ばかりだ。海からすぐ山になる地形と分かる。
尾鷲北インターを出ると尾鷲の街と海が見えた。尾鷲の空は明るく、海はきらきらと輝いていた。やはり尾鷲には春が早く来る。菜の花もモクレンも満開であった。
発電所の煙突はきれいな白と青と水色。尾鷲のどこからでも見えるその煙突を回り込むように進み熊野古道センターに着いた。尾鷲桧のりっぱな建物には熊野古道の歴史や自然の展示がされていて、古の人の歩いた道を私も歩きたくなった。
尾鷲がとても近くなった。青い空と海、美味しい魚とミカンと古道。そしてもうじき桜。春旅に尾鷲はいかが。  (舞)

本番に向けて練習に励むメンバー

本番に向けて練習に励むメンバー

津ギターアンサンブル・津市民ギターオーケストラによる第26回定期演奏会が4月3日(日)13時半~(開場13時、15時終了予定)、津リージョンプラザお城ホールで開かれる。後援=津市・津市教委・日本教育ギター連盟ほか。
同ギターアンサンブルは津実業高校(現在の県立みえ夢学園高等学校)のギター部を母体として、OBを中心に成長、本格的なギター合奏団として活動して以来27年間、ボランティアを中心とした演奏活動に取り組んできた。
当日の第1部は少人数の津ギターアンサンブルが、比較的技術を必要とする曲に挑戦。モーツァルトやメンデルス・ゾーンなど定番曲のほか、「ロック・オブ・ベートーベン」と題した、ベートーベンの代表曲をモチーフとした、ギター重奏のためのオリジナル曲が見どころ。アンサンブルの本質に迫る演奏が聴ける。
第2部はクラシックギター1本だけの美しい音色の独奏で幕開け。続いて、満を持して大編成の「津市民ギターオーケストラ」が登場。高音のメロディーを担当するアルトギターから伴奏のプライムギター、低音のバスギター・コントラバスギターと続き、最低音のギタロンまで各音域のギターを駆使。そこにパーカッションも多数加わり、幼稚園児から大人までの大編成で迫力ある演奏を届ける。
入場料は、前売り500円、当日800円。県総文チケットカウンター、津新掘ギター音楽院、津駅東口の谷楽器店で取り扱い。
ホームページから予約すると当日でも前売り料金で入場できる(津新堀ギター音楽院で検索)。
問い合わせは、同ギター音楽院☎059・237・3416へ。