ヨモギを収穫する農家

ヨモギを収穫する農家

12日、高野尾地区活性化プロジェクト『高野尾花街道』に取り組んでいる「㈱フューチャー・ファーム・コミュニティ三重」がヨモギの初収穫を行った。
特産品であるサツキといった植木の売上低迷に伴い衰退する同地域の活性化を目的に地元農業者らが中心となって設立。7月には、ファーマーズマーケットやレストランなどを備えたプロジェクトの中核となる施設「朝津味」をオープンさせる。ヨモギは生命力が強く野菜と比べると栽培し易いという特徴がある。そのヨモギを同施設の目玉商品の一つとして販売する「高野尾草もち」などの材料として使う。
施設からほど近い場所にある不耕作地を借り上げ、地元農家5名が昨年12月より栽培に取り組んできた。同社社員と共に収穫をしながら、野生のものとはくらべものにならない立派な姿や品質に驚いていた。