オープニングを飾った津商工会議所青年部元気玉太鼓

オープニングを飾った津商工会議所青年部元気玉太鼓

晴天に恵まれた10日、津駅東口前ロータリーの特設ステージ及び羽所町通り周辺で今年も『津駅前ストリートまつり』が開かれた。
主催は津駅前の飲食店店主らを中心とした『津駅前ストリート倶楽部』=青山春樹会長=。津駅前を盛り上げようと、年に1回開催しており今回で5回目。
開幕を飾ったのは津商工会議所青年部元気玉太鼓による迫力満点の演奏。ステージには、伊勢志摩サミット2016応援太鼓として、津・高虎太鼓や業平太鼓も出演。新イベントのヘアファッションショーなどで盛り上がった。

妖しく光るヤコウタケ

妖しく光るヤコウタケ

室内で誰でも栽培できるキッ

室内で誰でも栽培できるキッ

㈱シエン(本社・津市。隅谷利光代表取締役、以下シエン)は、きのこへの関心を高めてもらおうと、ヤコウタケ栽培キット(製造・㈱岩出菌学研究所)を4月15日から、自社のウェブショップサイトのガルガルガール・ウェブ・ショップで個数・期間限定で販売している。
ヤコウタケは、小笠原諸島、伊豆大島の八丈島に自生し、降水量の多い5月~6月に緑色に発光することで知られる。
栽培キットは、自然発光する珍しいきのこを自宅でセッティングして栽培することで、きのこの成長の過程を観察してもらい、きのこへの関心を高めるのが目的。具体的には、付属の容器に種菌を仕込み、温度と湿度を管理することで、約3週間で成長し、2日~3日間光るという。
キット内容は=種菌、腐葉土、スポイト、栽培容器、説明書(記録用紙付)。
価格は税別2500円(送料別途)。販売数は150セット。販売期間は5月31日まで(但し限定数に達し次第終了)。
ガルガルガール・ウェブ・ショップgargalgirl.com 問い合わせはシエン☎津213・0404。

(前号からの続き)
この日の前日の7月27日に、瀬木山防空監視哨の監視員、内山雄視は「敵艦隊が熊野灘沖を航行している。特別の警戒をせよ」という指示を受け、徹夜の監視を続けていた。
翌日28日の早朝、国籍不明の潜水艦が島勝方面に向かって浮上してやって来るのを発見。この潜水艦は米海軍の「SS397スキャバード・フイシュ」であった。米陸海軍は「ボーイングB─29スーパーフォートレス爆撃機」で日本本土を爆撃するに当たり、同機が日本軍の攻撃あるいは事故に備えて同機の搭乗員を洋上で救助するためにマリアナのB─29の基地から日本本土の沿岸近くまで同機の飛行ルートに沿って、救助用の潜水艦、艦艇、飛行艇などを予め配備していた。 7月28日、津市や宇治山田(現在の伊勢市)が夜間に焼夷弾による空襲を受けた。津市の空襲の攻撃開始地点は尾鷲市の丸木崎である。津市は新型焼夷弾M─74A1の実験場となり、一夜にして市街地は灰燼に帰した。これら中小都市空襲がこの日に実行されたことを考えると、この潜水艦はB─29爆撃機の搭乗員を救助するのがこの日の主任務であったと考えられる。

7月28日、監視員の内山雄視は国籍不明の12機の「コルセア」が佐波留島と桃頭島の間上空から尾鷲湾に向かって飛来して来るのを発見した。尾鷲の司令部にその旨をすぐさま報告。尾鷲湾に停泊する海軍艦艇は「コルセア」による攻撃に対し、直ちに迎撃態勢に入り、時速300~400キロメートル、高度およそ60メートルでの低空飛行で向かってくる「コルセア」に集中砲火を浴びる態勢に入った。

尾鷲湾には司令艦の「潜水母艦 駒橋」(潜水艦に弾薬や水や食料を補給することが主任務)が国市の浜沖に停泊。「第45号海防艦 丙型」は湾内の防波堤に対し船首を古里海岸に向けて、つまり左舷を防波堤側にして防波堤から少し距離をおいて停泊、「第14号駆潜艇」は尾鷲港内に、それと「第2京仁丸」徴用船、「第18播州丸」徴用船は港外に停泊していた。その中で最も重兵装備艦は「第45号海防艦」だった。
一方、須賀利湾には「第1京仁丸」徴用船と「第10昭和丸」徴用船が停泊していた。「徴用船」とは戦争末期に地元の鰹鮪漁用の遠洋漁業の漁船で兵装に20ミリ機関銃を1~2挺搭載し潜水艦攻撃用に爆雷を搭載していた。これら4隻の徴用船は「第26掃海隊」と呼ばれ、またこれら船舶のほかに木造の「特別駆潜艇」2隻が尾鷲湾に停泊していた。

編隊は八鬼山から引本港方面に飛行し、橡山上空で左旋回して尾鷲市街方面から攻撃を開始した。尾鷲市内には防空警報がけたたましく鳴り響いていた。

攻撃の一番機はクイルター中尉機である。静まりかえっている山々の上空から高度を下げ、6時4分、「第45号海防艦」に「射方始め」の命令が出され、「高角砲、機銃」は一斉射撃を開始した。尾鷲の町並上空をすれすれの高度から弾幕の中を「コルセア」は眼前の同海防艦の左舷をめがけて爆弾を投下すると大きな水柱が上がった。しかし同海防艦」には命中しなかった。
2番目に攻撃をしたのは、スターリング中尉(ニュージーランド海軍、志願予備役)だった。「第45号海防艦」から集中砲火の中を同海防艦の左舷に命中するようにスキップ・ボミングした。爆弾は艦橋左舷下に命中、大音響が轟いた。艦橋は大破し即死者、負傷者で一瞬にして阿鼻叫喚の巷と化した。この時6時5分。これにより岩田末次艦長は重傷を負った。3番機4番機は機銃掃射ロケット弾を発射。機銃弾も何発かのロケット弾が命中した。船体は大破。黒煙を発し出した。
船体一部から浸水しだした。前部の高角砲作動不能となる。25ミリ2連装機銃1基はこのスキップ爆撃の直撃をうけ砲台ごと海に没した。砲手は即死。電探室、電信室、水測室、電話室及び揚錨機、通信伝達装置、操舵装置は全て破壊された。艦長は重傷により、先任将校の航海長が艦長代行を務めることとなる。

スターリング中尉機はこの攻撃で被弾し、尾鷲湾に不時着水した。中尉は先ず救命胴衣の左右下にある二酸化炭素が充填されている小型ボンベの紐を引っ張り、救命胴衣を膨らませてから「コルセア」の風防を開け、機外に脱出した。それから救命ゴムボートを膨らますために二酸化炭素が充填されている小型ボンベの栓を開いた。
たちまちゴムボートは開いた。中尉はボートの後部より乗り込んだ。不時着水したスターリング機の光景を目撃したクイルター中尉はスターリング中尉が無事救命ボートに乗り込んだかどうか確認するために湾上を旋回飛行中、自らもプロペラに被弾し尾鷲湾に不時着水した。
2名のパイトッロは急いで湾外に向かって長さ約50センチ櫂を使って一生懸命に漕いで尾鷲湾外へと脱出を試みていたが、陸から日本兵が2名をめがけて小銃を発砲し続けていた。残りの2機は「駒橋」や「第14号駆艇潜」にロケット弾や機銃掃射で攻撃。攻撃後に急上昇した。
この日の早朝に「フォーミダブル」から「アベンジャー雷撃機」で編成される第848飛行隊が四日市と桑名を空爆するために出撃。途中、尾鷲湾で黒煙を発する「第45号海防艦」の写真を8000フィート上空から撮った。四日市と桑名に爆撃のために向かう途中、伊勢湾が悪天候のため爆弾は海に投棄。午後に再出撃し、今度は爆撃がうまくいった。(次号に続く)

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