2016年8月

津市美杉町八知の美杉中学校(JR名松線伊勢八知駅からすぐ)・美杉木材市場で、9月11日(日)11時~15時、『名松線に乗って遊んで楽しんで NEW体験イベント』が催される。 雨天決行。主催は名松線を元気にする会、大瀬古町子供と地域の環を育む会。
同線の沿線でイベントを行うことで鉄道に乗るきっかけをつくり、まちづくりに繋げることなどが目的。主催者は、「四日市あすなろう鉄道と近鉄とJRに乗って美杉へ行こう!」と呼びかけている。内容は── ▼スポーツ鬼ごっこ体験=三重スポーツ鬼ごっこ愛好会。同中学校グラウンドで。参加費無料。「子供から大人まで本気になれる鬼ごっこは、基礎体力・協調性・主体性、規律の向上、そして笑顔が生まれる」。
▼バブルサッカー体験=バブルレクリエーション協会。同中学校体育館で。参加費無料。「弾け飛ぶ楽しさを体験できるバブルボール。やって楽しい、見て楽しい、笑いが止まらないのも魅力の一つです」。
▼バランスボールエクササイズ教室=BBカラーズ。同市場で。参加費は一人500円。
BBカラーズは、バランスボールインストラクターの養成講座やダンス指導などを行っている6名のスペシャル・プロ・チーム。  ※体験・教室は同市場ブースで参加を受付。体験は整理券を配布する。
問い合わせは井上さん☎090・6916・6720へ。

『㈱FAMIE』=津市高茶屋=はイベント企画、広告代理業、地域ポータルサイト「FAMIE」の運営、同市一身田地区をはじめ様々な地域のコーディネーターなどの幅広い事業を通じて、県内の企業・地域・人を繋ぎ、地域活性化に貢献している。
同社は、代表取締役の若林祐基さん(37、同市出身)が、橋南中学時代からの友人で写真家の浅田政志さんとつくった「若浅屋」がルーツで、2011年設立。
提携する県内企業や、地域、同サイト会員から様々な依頼を受け、イベントや商品開発など、地域でのお金の循環を生み出す企画で実現している。
例えば「津うなぎ専門店組合」が今月29日、なぎさまちベイシスカと近くの海岸で小学生の親子対象に開く「うなぎ放流会」。希少化・価格高騰による消費者のうなぎ離れを防ぐことが目的で、各店でどんな人がうなぎを焼いているのかなどを伝え、参加者とのコミュニケーションを図る。
また地域盛り上げ隊の一員の「中伊勢温泉郷観光推進協議会」に加盟する温泉宿が行った、松阪牛のメニュー開発にも携わった。
さらに、同社の地域活性化のためのアンテナショップの運営を、同隊の仲間で、三重のママによるサークル「mamie clony」に任せることで、子育てが一段落したら仕事復帰したいというメンバー達を支援している。
これら同社の事業の特徴は、依頼主など関係する様々な人から要望を聴き、きめ細かく応じていること。その結果、関係者との間に、持ちつ持たれつで地域活性化に取り組む関係が自然と生まれているそう。
若林さんは「地域コーディネーターとして、住んでいる人の思いとか、そのまちならではの〝色〟が大事だと思う。まちの良さは住んでいる人達が一番よく知っているので、一身田地域でも、僕が『こうであるべき』と言うのではなく、住んでいる人に、地域をどういう風にしていきたいかを聴き、相談しています。
また飲食店と学校のコラボ商品開発の企画では、先生とだけやり取りするのではなく、生徒達にも『おっちゃん、君らのやりたいこと叶えるわ』と言って要望を聴きました」と話す。
そして同社の熱心な活動の根底には、若林さんが児童擁護施設で育った経験から抱いている、今の時代の子供達への思いがあるという。「将来のことは、育った環境で初めから決まっていると考えている人も多いと思います。
僕も、以前は自分の過去の環境を人に言えなかったし、自分の汚点だと思っていて、そうではないことに30歳くらいまで気付かなかった。
僕でさえそうなので、今の子らがなかなか気付くわけがないし、気付かずに人生を捨てかけてしまう子もいるので、FAMIEの活動によって、どういう環境にあっても、どんな学校を出ても、どんな生活をしていても、頑張ることで何でも叶うということの足跡を残していきたい。
そして、将来〝地域のお世話係り〟として、もっとすごくなってくれる人達が出てくるための道筋も作りたいです」と若林さん。
HP=http://famie.jp/

レカンフラワー

レカンフラワー

押し花

押し花

押し花・レカンフラワーインストラクターの別所久美子さんが主宰する「アトリエKUMIKO」の第8回生徒作品展が9月1日(木)~5日(月)の10時~16時(最終日15時まで)、津市東丸之内、リバーサイドFK1階の久画廊で開かれる。
レカンとは、フランス語で「宝石箱」の意味。自然の花や葉を立体状態で乾燥させたもの。多様なアレンジが可能で、退色を食い止め、長く楽しむことができる。
作品展は、生徒さんの1年間の創作活動の成果を発表するもので、昨年は前葉津市長も来場した。
今年は約20名が大小合わせて約80点の力作を展示する。
別所さんは「どうぞ、お気軽にお越しください」と話している。
問い合わせは別所さん☎059・227・8469へ。

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