三重大学で行われた贈呈式の様子

三重大学で行われた贈呈式の様子

主に企業・住民などの健康診断、人間ドック等を事業の柱とする総合健康管理サービス事業を展開する一般財団法人近畿健康管理センター(以下、KKC)=本社・滋賀県大津市=が8月22日、三重大学脳神経外科を訪れ、5万円を寄付した。
同センターは2014年11月に津市あのつ台の中勢北部サイエンスシティに、〝最高の医療精度と心からのおもてなし〟をコンセプトに「KKC健康スクエアウエルネス三重健診クリニック」をオープン。人間ドックやがん検診、各種健康診断のほか最新のMRI装置を導入し、脳ドック・認知症検査(もの忘れ検査)等の各種検査などを通じて日々、地域や企業で働く人を対象に、早期発見・早期予防など予防医学を目的とした健康診断事業を進めている。
今回の寄付は、事業の標準化、効率化等の活動によって捻出できた節減費用の一部を、各地で医学・医療に係る教育・研究や予防医療に対する支援、環境保全(緑化推進・低炭素)等を推進する団体に寄付する「KKCソーシャルプラン」(15年4月から16年3月)活動の一環。この取り組みは08年度から「KKC環境コミュニティプラン」としてスタートし、14年度には活動コンセプトを改めて「KKCソーシャルプラン」として実施。今年度で8年目を迎え、寄付実行は今回で7回目となった。
当日は同センターの尾ケ井正幸・専務理事と内山利浩・三重事業部事業部長が同大学医学部脳神経外科の鈴木秀謙教授に寄付金を贈った。