中央大学学員会白門三重支部総会で

中央大学学員会白門三重支部総会で

中央大学学員会白門三重支部(小川益司支部長)の総会が10日、津都ホテルで開かれ、関係者76名が出席した。
総会の前に行われた講演会では、講師に元津商工会議所会頭・三重県商工会議所連合会会長の田村憲司氏(㈱ZTV代表取締役社長)が招かれ、「人生雑感─私の生きざま─」の演題で語った。
田村氏は昭和6年生まれ。旧制津中学校、昭和28年度中央大学法学部卒、同35年日本土建㈱専務取締役、同41年代表取締役社長、平成19年代表取締役会長、同28年取締役名誉会長、平成2年㈱ZTV代表取締役社長。
平成4年から同20年まで16年間にわたり、中央大学学員会三重支部長として学員会の発展に尽力した。現在は顧問。
田村氏は、弁護士だった父親が代議士でもあったことから、自宅に人の出入りが多く、政治の話を聞く機会が多かった事から政治への関心が高くなった家庭環境について言及。父親の勧めで当時は小さな土建企業だった日本土建㈱に入社し、6年目で社長に就任、以降は建設に人生をかけ、事業規模を拡大していったことを語った。また、昭和の終り頃から平成にかけ、全国的に広がりをみせていたケーブルテレビ事業に進出。「地元で手を挙げる企業がなく、当時、津商議所副会頭だったこともあり、『よっしゃ、自分がやる!』と不退転の思いで津ケーブルテレビ(ZTV)を創業し、現在では全国で有数のケーブルテレビ局に成長させた当時を振り返った。
国政については、終戦後の混乱期の中で、〝日本を復興させたことを国際社会に認めさせた〟吉田茂首相の功績や、 日ソの国交を回復させた鳩山一郎、日米安全保障条約締結に尽力した岸信介、所得倍増計画を打ち立てた池田勇人など歴代の首相を身近に見てきた生き証人として、当時の様子をリアリティあふれるエピソードを交えて語った。