贈呈式の様子…岡本会頭(左5人目)と前葉市長(右2人目)

贈呈式の様子…岡本会頭(左5人目)と前葉市長(右2人目)

11日、津市役所で津商工会議所と津市観光ガイドネットが協働で作成したふるさと読本「知っておきたい津」を津市教育委員会に贈呈した。
この読本がつくられた経緯は、同ネットが平成24年に制作した「津ふるさと学検定テキストブック」を津市教委に贈ったところ「小学生でも分かり易い子供版が欲しい」との要望があり、26年度からの着手を計画。津商議所は26年度総会で岡本会頭が社会貢献活動の一環として子供向けの郷土読本の制作を提言。そこで同所の「津の観光文化を発展させる委員会」=小柴眞治委員長=とガイドネットが連携し、協働で取り組むことになり、商議所スタッフも含め総勢26名で「ふるさと読本編集プロジェクトチーム」を編成、2年半かけて完成させた。
本はA4版137ページで津の人々・民話や伝説・大木・古墳・山・建造物・道・産業と伝統産業など13項目で紹介。津藩祖・藤堂高虎公を始め、日本で初めて五十音順の国語辞典である和訓栞を著した谷川士清などの人物や、フリクションペンを世界に発信するパイロットインキ津工場などの企業のことなどを小学生が読んでも分かり易いように漢字には振り仮名をつけ、平易な文章でまとめている。
津市役所で行われた贈呈式には、津商議所の岡本直之会頭・辻正敏副会頭・小柴委員長・西田久光副委員長(ガイドネット会長)と前葉泰幸市長・石川博之教育長らが出席。岡本会頭より前葉市長に読本700部の目録が手渡された。
岡本会頭は「少しでも子供たちの郷土愛を育むお手伝いができたら」と挨拶。前葉市長は「意義深い取り組みに敬意を表する」と感謝し、西田副委員長も「読本をつくる過程で世界で活躍する津市の企業のことなど、我々も非常に勉強をさせて頂いた」と続いた。
読本は市教委を通じて市内の全小学校の図書館や学級文庫に設置され、授業などで活用される。