養老鉄道の運行する「薬膳列車」で食事を堪能する

養老鉄道の運行する「薬膳列車」で食事を堪能する

消費税など間接税の税務協力団体で、税の標語募集や、学校での出前税金教室の実施などを通じた正しい税制の理解普及活動に取り組んでいる「津間税会」は10月17日、女性部研修会を開き、岐阜県大垣市にある「養老鉄道㈱」の運行する、いま話題の「薬膳列車」を体験した。
近鉄の完全子会社の同鉄道は桑名駅から揖斐駅までを結ぶ57・5㎞の単線。全国の地方路線同様、赤字が続いており、自治体や近鉄など各方面からの支援を受けている。
薬膳列車は週2日(木曜と土曜)に車内で薬膳料理を食べながら車窓からの眺めを楽しみ、ガイドの案内を聴くという企画。なかなかのヒットで、8年間で600回以上、延べ2万人が利用している。今回は、運行日ではなかったが車両を貸し切る形で養老駅から揖斐駅間を往復運行した。
料理内容は、地域で採れた生薬の原料や材料にもなる野菜を中心に優しい味付けで仕上げたもの。
参加者らは、のんびりと揺られながら料理と景色を楽しんだ。