2016年11月

海岸を清掃する津商議所青年部の会員ら

海岸を清掃する津商議所青年部の会員ら

11日、津商工会議所青年部=海津幸司会長、以下津YEG=の会員約30名が津ヨットハーバーから御殿場海岸周辺にかけての清掃を行った。
この日はYEGの日として、全国の単会が様々な事業を展開している。津YEGも毎年参画しているが、今年は『津の魅力を肌で感じ、この街をもっと好きになろう』をテーマに、津市の重要な観光資源でもあるヨットハーバーの周辺や御殿場海岸をより美しくしたいと計画をしたもの。会員たちは、朝・昼・夕方と3回に分けて清掃を実施。漂着物が少ない時期であったこともあり、海岸やその周辺は比較的綺麗な状態だったが、丁寧にゴミを拾っていた。
また、砂浜に目を凝らすと、海を取り巻く新たな環境問題として認識されているマイクロプラスチックが無数に散らばっている様子も目の当たりに。環境に対する意識をより高めていた。

5年ぶりに新装なったアスト津のXマスツリー

5年ぶりに新装なったアスト津のXマスツリー

16日、アスト津1階のアストモールでクリスマスツリーの点灯式が行われた。
駅を利用する人々の間では冬の風物詩として親しまれているこのツリーだが、今年は5年ぶりにリニューアル。生い茂るモミの木をイメージした高さ7mのツリーに黄色LED4000球、白LED3000球を装飾。周囲を彩る天井部の装飾と合計すると計1万球のLEDが輝いている。
点灯式のオープニングはピアニストの中村純子さんが弾き語りによるアメージンググレイスを披露。その後、大川幼稚園の園児4名が点灯台でスイッチを押すと、ツリーに灯りがともった。更に中村さんのホワイトクリスマスや、園児たちも元気いっぱいにあわてんぼうのサンタクロースなどを歌い上げ、クリスマスムードを盛り上げていた。
ツリーの点灯は12月25日23時まで。

霧山城跡の下見をする津観光ガイドネットのメンバー

霧山城跡の下見をする津観光ガイドネットのメンバー

12月18日(日)、津市役所美杉総合支所主催の「霧山城探検隊~名松線で巡るいいとこ発見・美杉」が開催される。共催=津観光ガイドネット。小雨決行、荒天中止。
名松線に乗って美杉町を訪れ、ガイドの案内で霧山城跡をはじめ沿線の名所を巡るもの。こんにゃく作りも体験できる。
霧山城は興国3年(1342年)、伊勢国司・北畠氏の顕能が築城し、約240年間、8代にわたり本拠地となった。伊勢本街道に沿い南朝の本拠・吉野へ65㎞、神宮へ40㎞の地にあり、交通と兵糧輸送の便を考えたものと思われる。
城跡のある多気地区は、四方を高く険しい山々に囲まれた小盆地。いずれの方向からも高い峠を越えなければ入ることのできない地で、一大城郭の様相を呈している。盆地中央の山麓には現在、北畠神社があり、かつては境内一帯が城館で東南隅に館の庭園が残っている。本城には米倉、鐘撞堂などが配置され、堀切と土塁で防備されていた。
▼行程=8時59分・名松線で伊勢奥津駅着(※この列車は始点の松阪駅を7時32分発。参加者は途中のどの駅から乗車しても良い)→9時・伊勢奥津駅前で受付→9時20分・バスで資料館→10時・北畠神社着→10時10分・霧山城跡攻略→11時30分・山頂到着、昼食→12時10分・下山開始→12時40分・比津峠→13時20分・東平寺→13時40分~15時・藤田こんにゃく→15時15分・同線比津駅発の列車に乗車→16時14分・一志駅着。
▼参加費は無料だが、こんにゃく作り体験費用1000円が必要。名松線の列車運賃はつり銭の要らないよう支払うこと。
▼昼食を持参すること。
▼申し込み方法=12月4日までに届くようFAXまたは郵送で、代表者の氏名(ふりがな)・年齢・性別・住所・☎・参加者の氏名(ふりがな)・年齢・性別を記載し申し込む。
▼申し込み先=〒515─3421 津市美杉町八知5580─2 津市美杉総合支所地域振興課文化センター「霧山城探検 名松線で巡るいいとこ発見・美杉係」。FAX津272・1119。
▼募集定員=25名。申込者が定員を超えた場合は抽選。
▼問い合わせ先=同課☎津272・8082。

ガイドブック「津の城跡50選」=本体価格1000円、津観光ガイドネット制作=が伊藤印刷、津市観光協会、別所書店、本紙等で販売中。霧山城跡も掲載。

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