餅つきを楽しむ年長児達

餅つきを楽しむ年長児達

学校法人大川学園が運営する津西幼稚園=津市河辺町、岡南泉園長=で1日、昭和55年の開園当時から毎年行われている行事「もちつき」が催された。対象は全園児248名と幼児舎児15名。
園児達に、日本の伝統行事であるものの現代では行わない家庭も多い餅つきを体験したり、餅ができるまでの過程を知ってもらうとともに、皆でつきたての餅を味わうことが目的。
行事により関心を持ってもらうため、前日から園内に昔ながらの杵と臼が置かれ、子供達は興味深く見ていた。
当日は、まず岡南園長が子供達に、正月に餅を食べる風習の意味や、餅の作り方などを説明。その後、同学園の大川吉崇理事長やバスの運転手らが餅をつき、子供達は、「よいしょ!」と大きな声で応援したり、「早く食べたーい!」と楽しみにしながら見学した。
その後、年長児95名全員を対象に餅つき体験が行われ、5人一組で子供用の杵を使って元気よくついていた。そして、PTA委員がつきたての餅にきなこ・のり・甘辛しょうゆを付け、子供達は嬉しそうに味わった。
梅川談志朗くん(6)は「昨日杵と臼を見て、すごいなと思った」、岡本勝也くん(6)は「杵は重かった。初めて自分で餅をついて楽しかった」と話した。