2日、津市栄町の初馬寺で『伊勢の津七福神』開創4周年記念法会が盛大に執り行われた。
伊勢の津七福神は、津市内の7寺社が宗教・宗派の垣根を超えて連携した霊場めぐり。その過程で津市の歴史と文化にふれたり、名所・グルメを楽しんでもらうことも目的としている。商売繁盛の恵比須天霊場・初馬寺、延命長寿の寿老神霊場・高山神社=丸之内、技芸上達の弁才天霊場・円光寺=河芸町上野=、五穀豊穣の大黒天霊場・四天王寺=栄町=、必勝祈願の毘沙門天霊場・津観音=大門=、無病息災の福禄寿霊場・結城神社=藤方=、子孫繁栄の布袋尊霊場・榊原地蔵寺=榊原町=で構成。
法会では7寺社の代表者がお祓いや般若心経で参加者120名の願いの成就を祈った。霊場会代表の円光寺住職・坂倉賢芳さんは「専用色紙に7寺社の全ての御朱印を捺した満願成就の方だけで2500人もいる。今後もますます発展していきたい」と語った。