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「第32回三重音楽祭」が12月25日㈰14時~(開場13時半)、三重県文化会館大ホールで開かれる。主催=同音楽祭実行委員会、三重県。助成=(公財)岡田文化財団。
指揮は橘直貴氏。出演は、ソプラノ・廣めぐみ、メゾソプラノ・相可佐代子、テノール・清水徹太郎、バリトン・小林昭裕の各氏。管弦楽は三重フィルハーモニー交響楽団、合唱=三重県合唱連盟。
演目は女声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」、「ベートーヴェン交響曲第九番ニ短調作品125合唱つき」。
指定席2500円、自由席一般2千円、高校生以下1千円(当日券各300円増)。県文などで販売中。
2016年12月8日 AM 4:55
「津トレーニングセンター」(以下津TC)=津市本町、奥山公一代表=が主催する『三重ふるさと新聞社杯第6回N─1三重県ベンチプレス大会』が11月23日、同センターを競技会場に開かれ、若者から中高年の強豪選手が日頃の鍛錬の成果を競った。後援=本紙。N─1の〝N〟は「ノーギア(装備無し)」、薬物使用の無い「ナチュラル」、決してあきらめない「ネバーギブアップ」の意味を込めたもの。
今回、非公認大会だったものの、各選手とも全力を出し切った試合を展開。最優秀選手賞は還暦を過ぎてもパワーが衰えないアンチエイジングの筆頭!奥山公一代表(62)が獲得した。
奥山代表は、一発目で優勝を決め、その後、同大会新記録を達成。非公認大会ではあるが、三重県記録を上回る重量を挙げ、体重比でもトップだった。
また、柴山哲郎さん(52)が同大会タイ記録を挙げ、見事、三重ふるさと新聞社賞に輝いた。
各階級の優勝者は次の通り(敬称略)。
一般男子▼59㎏級=柴山哲郎(52)…所属は津TC
▼66㎏級=奥田真弘…津TC
▼74㎏級=奥山公一(62)…津TC▼83㎏級=南雅也…津TC。
2016年12月8日 AM 4:55
11月27日、世界のブランド『松阪牛』の年度チャンピオンを決める『第67回松阪肉牛共進会』が松阪農業公園ベルファームで開かれた。主催=三重県・松阪市・津市など関係市町ほか関係農業団体。
予選を勝ち抜き、この日の本選には50頭が出場。特産松阪牛とは、兵庫県から買い付けた子牛を松阪牛肥育地域で肥育農家が、採算を度外視して900日以上肥育した未経産牛のこと。毛並・体型・肉付きとその名に違わぬ名牛が揃った。
早朝から県畜産研究所の職員ら5人が厳正なる審査をした結果、チャンピオン牛の優秀賞1席には多気町前村の畑敬四郎さん(33)肥育の『ふくはる5』号=肥育日数1110日、690㎏=が輝いた。肥育農家3代目である畑さんは3年ぶりで4回目の受賞。
今回は、褒賞授与式の中で審査長の県畜産研究所大家畜研究課・岡本俊英主幹研究員が「今年は予選の頭数が多く、ボリューム感のある良い牛が揃っていた。中でも1席のふくはる5号は体高が低いのに胸囲が大きく素晴らしい。上から見た時の体のバランスが非常に良かった。体の表面も滑らかで毛質も特産松阪牛らしかった」と講評した。
その後、多くのギャラリーと報道陣がつめかけるなど全国的にも大きな注目を集めているせり市には、津の朝日屋、松阪の和田金、牛銀本店などが参加。
優秀賞5席『あつこ』号は330万円でマルヤスが落札。4席『はるこ』号は310万円で焼き肉たらふくが落札。3席『ひろみ2』号は450万円で朝日屋が落札。2席『さき』号も738万円で朝日屋が落札。
1席の『ふくはる5』号は激しいせり合戦となったが最後は、朝日屋とマックスバリュ中部の一騎打ち。せり値が大台に乗る度に歓声と拍手が飛び交った。
一歩も譲らぬ強気の姿勢を崩さなかった朝日屋が、2580万円で落札。昨年は伊勢志摩サミットにちなんだ3310万円というご祝儀価格だったが、今年も高値をつけた。朝日屋のチャンピオン牛落札は25年連続、通算35回目。今年の50頭の平均落札価格は、平均329万円だった。
今年も圧倒的な買い攻勢で50頭のうち、18頭を落札した朝日屋の香田佳永社長(56)は「なにがなんでも1席は落札するつもりだった」と語り、伊勢志摩サミットの際に各国の首脳陣が味わった松阪牛のブランド力の高さもアピールした。
「ふくはる5」号の肥育農家・畑さんは「畑家としては通算5回目の1席獲得になるので本当に嬉しい」と喜びを噛みしめた。
朝日屋が、この日に落札した牛は今年も12月15日から名牛まつりで販売する。
落札した各業者の頭数は次の通り─①朝日屋…18頭②マックスバリュ中部…6頭③和田金…5頭④マルヤス4頭⑤牛銀本店、瀬古食品霜ふり本舗、丸中本店、まるよし、柿安本店…各2頭⑥一升びん、やき肉千力、焼肉野崎、小林商店、焼き肉たらふく、JA全農みえミート、肉の友屋…各1頭。
2016年12月8日 AM 4:55