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2日、津市栄町の初馬寺で『伊勢の津七福神』開創4周年記念法会が盛大に執り行われた。
伊勢の津七福神は、津市内の7寺社が宗教・宗派の垣根を超えて連携した霊場めぐり。その過程で津市の歴史と文化にふれたり、名所・グルメを楽しんでもらうことも目的としている。商売繁盛の恵比須天霊場・初馬寺、延命長寿の寿老神霊場・高山神社=丸之内、技芸上達の弁才天霊場・円光寺=河芸町上野=、五穀豊穣の大黒天霊場・四天王寺=栄町=、必勝祈願の毘沙門天霊場・津観音=大門=、無病息災の福禄寿霊場・結城神社=藤方=、子孫繁栄の布袋尊霊場・榊原地蔵寺=榊原町=で構成。
法会では7寺社の代表者がお祓いや般若心経で参加者120名の願いの成就を祈った。霊場会代表の円光寺住職・坂倉賢芳さんは「専用色紙に7寺社の全ての御朱印を捺した満願成就の方だけで2500人もいる。今後もますます発展していきたい」と語った。
2016年12月8日 AM 4:55
津市のPRキャラクター「ゴーちゃん」に年賀状を送ろう!──ゴーちゃんは浅井三姉妹の一人である江姫のキャラ。今年は、伊勢志摩サミット期間中に津なぎさまちを高速船で訪れた人へのおもてなしや、江姫ゆかりの地・河芸町にオープンした道の駅津かわげでPR活動を行ったほか、ボーリング大会で地元の子供達とふれ合った。また県外や海外でも津市の魅力をPRした。
このように積極的な活動を以前から継続していることもあり例年、市内外のファンから200枚以上の年賀状をもらっているゴーちゃん。年始の挨拶である年賀状のような日本の文化をいつも大切にしており、ファンから送られてくれることが「涙が出るくらい嬉しい」という。 2017年分の年賀状も津市観光協会が窓口となり、ゴーちゃんが全員に返信する。そして今回は、何れも数量限定でゴーちゃんの絵柄入り平治煎餅や、創作工房ネオによる美杉の間伐材で作ったゴーちゃんのカード・ボードを送る。
また日本郵便㈱東海支社主催の、ご当地キャラに応援の年賀状を書くと、もれなく返信が届くキャンペーンに参加している。
「かわいいイラストや、わたくしとの思い出の写真を送ってくれたら特に嬉しいのじゃ!」と楽しみにしているゴーちゃん。
また同協会では、「できれば、津に対するイメージや、ゴーちゃんへの要望・意見・感想を書き添えて頂ければと思います」と話している。
年賀状宛て先=〒514─0009、津市羽所町700 アスト津2階、一般社団法人津市観光協会、ゴーちゃん。
なお郵便局での2017年分年賀状の引受開始は、12月15日から。
問い合わせは津市観光協会☎059・246・9020へ。
2016年12月8日 AM 4:55
津市美杉町奥津、伊勢本街道奥津宿に今年6月1日開店した、古民家を生かしたカフェ「葉流乃音」。地元住民や、JR名松線に乗り同店から約600mの伊勢奥津駅で降りる人などの寛ぎの場となっている。
経営しているのは共に大阪府堺市出身の夫婦で、同店開店に際し美杉町に移住してきた南野忠晴さん(57)と、憲子さん(58)。
忠晴さんは大阪府の高校の教師として35年間勤務した経験を持つ。当初は英語の教員だったが家庭科の教員に転身した。その理由は家庭科が「どう生きていくか」に関する科目だと考えているため。そしてこれまで生徒に教えてきたことの実践の一つとして、美杉で地域に根付き生活すると共に、同店で人々に寛いでもらえるような演出をして、生涯現役でいたいという。
また憲子さんはお年寄りが好きで、以前は高齢者福祉に携わっていた。現在も店内外で、地域のお年寄りと楽しく交流している。
2人は以前から三重県が好きで亀山市の関宿などを旅行していた。古民家を生かし畳に椅子を置いてカフェをやりたいと考え、物件を探していた時にこの家を見つけ、美杉地域にも魅力を感じ移住を決めたそう。
同店には、椅子や照明などお洒落で落ち着いた雰囲気のインテリアが並び、自家焙煎のコーヒーや、手作りパンのサンドイッチ、ケーキなどが味わえる。
忠晴さんは「『また来ます』『癒されました』と言ってくれる人が多く嬉しい。美杉に来て良かったなと思います」、また憲子さんは店名の由来について「『はる』のように『のんびり』と過ごして頂ければ」などと話している。
営業は木曜~月曜の10時~18時。臨時休業あり。
問い合わせ☎059・261・6801。
2016年12月8日 AM 4:55