4日(日)、三重県総合文化センター内の男女共同参画センター多目的ホール・生活工房ほかで、子供が楽しめる世界の映画祭「キネコ国際映画祭PRESENTS 三重そうぶんキッズ・シネマスクエア2016」が開催される。主催=(公財)三重県文化振興事業団。後援=中日新聞社・NHK津放送局・三重テレビ放送・本紙ほか。
▼Aプログラム…10時15 分~約60分、開場は25分前。3歳から楽しめる「しまじろうのわお!─みんないきている─」「きかんしゃトーマス─みなとのかくれんぼ─」「ヘッドアップ!」「タイガー」など。
▼Bプログラム…14時~約60分、開場は20分前。声優が目の前で生吹き替えをする「ソニカ」「ほんとうのともだち」のほか、「ひつじのショーン」など。5歳から楽しめる。
▼チケット料金(1プログラムの料金)…大人=前売り500円・当日600円、子供(3歳以上中学生以下)=前売り200円・当日300円。※3歳未満無料。3歳未満で席を確保したい場合はチケットを購入すること。※全席自由、各回完全入替制。
県文チケットカウンター、エムズネット、チケットぴあ、サークルKサンクス、ローソンで取扱い中。
▼問い合わせは三重県総合文化センター☎津233・1105。
▼そのほかの企画…なつかしのアニメ上映、パパたちによる絵本よみきかせ、人形劇団やっほ~の人形劇、人気カフェが登場するランチマーケットなど。
また、RIZ CAFEでは子供の映画チケット1枚でスペシャルお子様プレート(税込780円)を2名まで注文できる。11時~18時半。12月4日のみ有効。
2016年12月30日 AM 4:55
津市美里町に拠点を置く「NPO法人サルシカ」=奥田裕久隊長=の飲食店2号店・3号店が来月終わり頃、津市大門商店街に正式オープンする。2号店は“まちの秘密基地”がコンセプトで、同商店街商業協同組合=近澤正浩理事長=の委託を受け運営。また3号店運営は同法人の単独事業で、両店において1号店「おばんざいバルすみす」で培ったノウハウも生かし店づくりを行い、衰退する同商店街の活性化を目指す。
津観音の南東にあり昭和の雰囲気が残る大門商店街はかつて賑わったが、現在は全70店舗中、入居しているのは18店のみ。
一方、「NPO法人サルシカ」は隊員617人。自然豊かな美里町の集落「平木」のトレーラーハウスなどを備えた「秘密基地」を拠点に、コミュニティカフェを開いたり、休耕田を生かした農業などで地域活性化に貢献してきた。
今春には、農業など既存の事業やそれらの事業で培った人脈も生かし、大門に飲食店1号店「おばんざいバルすみす」を開店。美里や県産の食材を使うほか、地元の店の人気メニューも提供し互いのブランド力向上を図っている。
また来店客に満足してもらうと共にNPO法人として安定収益に繋げるため、客の動向の確認・情報発信など、他の一般の飲食店と同様の経営努力をひたむきに続けてきた。女将の市岡寿実さんのキャラクターも人気を呼び経営は順調で、集客・売上目標の達成率は150%だという。
そして今回、美里の野菜を使う場を増やすことや大門商店街の活性化を目的に、空き店舗を改装し2号店を1月終わり頃、3号店を同時期に正式オープンする予定。両店は隣接し、床面積は各5坪で、飲食店運営に初挑戦する隊員が切り盛りする。
2号店は市の商店街共同施設等活用事業の補助を受け工事中で、“まちの秘密基地”がコンセプトのキャンプをイメージしたバー。 マスターは、アウトドアやお酒も好きという「みずのっち」こと水野利彦さん(41)で「敷居は低く門戸は広くして色々な人に来てもらい、出かける時の集合場所で、最後にも来てもらえる場所になれたらありがたいです」と話している。 また3号店は、バスガイドの経験があり、子供の頃から歌が好きだという「まりりん」こと小野真里さん(45)がママを務める歌声サロン。小野さんは、「懐かしい昭和の歌や料理で、お子さん連れの若いお母さんからお年寄りまで幅広い世代の人に楽しんでもらいたいです」と話した。
同法人では1号~3号店の連携企画も検討中で、商店街への集客と、新規出店者増加も目指しており、今後の展開に期待が集まる。
2016年12月15日 AM 5:00
津市美杉町奥津、名松線・伊勢奥津駅併設の八幡地域住民センターで10日、地域伝統の正月飾り「もち花飾り」を作る教室が開かれた。
同線や、地域の活性化に取り組む商工会女性会員有志が近くで運営するミニ道の駅「かわせみ庵」が、家庭の正月を美しく彩る伝統文化を多くの市民に知ってもらおうと、毎年催しているもの。今年で8回目で、幅広い世代の男女から人気を博している。
今回は、自宅などでつくるため材料を持ち帰った人も合わせ、70名が参加。主催者が事前に呼びかけたように、名松線に乗って来場した人もいた。
参加者たちは、丸めた餅を木の枝に花が咲いたようにつけて、趣きのある作品を制作。また毎月第2土曜に同センター前で催される奥津宿・街道市が同時開催され、賑わっていた。
かわせみ庵の中田かほる代表は「名松線が(今年3月26日に約6年半ぶりに)全線復旧してから地域が活気づいてきた気がします。このイベントも、リピーターの方もいますし今後も続けていきたいです」と話した。
2016年12月15日 AM 4:55