今年も開幕を飾ったのは津商工会議所青年部元気玉太鼓による威勢の良い和太鼓演奏。

鏡開きで景気づけする出席者たち

鏡開きで景気づけする出席者たち

年頭の挨拶で岡本会頭は「昨年は国外国内も、政治経済も社会もあらゆる面において波乱に満ちた年だった。イギリスのEU離脱、トランプ氏の大統領選勝利など、秩序が揺れ動き時代が変わることを実感した」と昨年を振り返った上で、「その中で三重県は伊勢志摩サミットを成功させ大きな花を咲かせた。サミット効果をできる限り長く広くそして強く印象付けていくことに注力していきたい。一時は効果も局地的と言われたが徐々に三重県全体に広がりつつあると思う。10月にはいよいよサオリーナがオープンするが来て頂いた方に三重県や津市の文化の素晴らしさを宣伝し、新しいファンや三重県のリピーター獲得に全力を尽くしていきたい。幸い今年は酉年。夜明けをつげる大変縁起の良い干支。中々実感の得られない経済状況が少しでも夜明けを迎えられるように、十二支の中で唯一羽根を持つ干支にちなみに、我々と津市と三重県が高く羽ばたけるような年になるように努力したい」と商工会議所として果たすべき役割を示した。
続く、鈴木英敬三重県知事は「伊勢志摩サミット後の将来像を描くために大変重要な真価の問われる年。昨年10月末の延べ宿泊者数は約836万人で伸び率は全国で2番目。11月と12月分を足すと、三重県で過去最高だった平成25年の968万人に迫る勢い。この多くは伊勢志摩だけでなく、外国人の多くは中南勢に泊まっている。その中で津市の方々に、しっかりおもてなしして頂くことでリピーター獲得に繋がっていくと思う。今年はスポーツイヤー。国体の開催4年前でインターハイ開催の前年でもある。サオリーナの完成もあり、ハード面だけでなく競技力向上にも取り組んでいく。皆さんのお力添えを頂きたい」と挨拶。
前葉泰幸津市長は「津市は平成29年を自立の年と名付けた。平成20年代の総合計画は合併した時の新市まちづくり計画をしっかりとやっていこうという内容。これが最後の年を迎える。この後の30年代の計画をつくっていくが、人口減や高齢化に加えて合併時のメリットと言われる交付税の合併算定替えや合併特例事業債も起こせなくなるので恐らく苦しくなる。このような状況で健全財政を維持し、新しいことに取り組んでいく自立の年になると思う。新しいことを具体的に挙げるとまずは子供たちが中心のチルドレンファースト。その手始めとして中学校の普通教室にエアコンを入れる。もう一つは経済が中心のビジネスファースト。今年3月、あのつ台に津市ビジネスサポートセンターがオープンし、創業や新分野開拓、海外進出の支援を一つの窓口のワンストップでやっていく。このように新しいことを織り込みながら新しい津市をつくっていきたい」と意気込みを語った。
続いて、関係者らによる鏡開きで景気づけ。津市議会の田中勝博議長の音頭で乾杯。その後、出席者たちは交流を深めていた。 5日、津市大門の津市センターパレスホールで「津商工会議所」=岡本直之会頭=主催の「平成29年・第31回年賀会」が開かれた。地元政財界を中心に約460名が出席し、昨年行われた伊勢志摩サミットの経済効果や、今年10月オープンの屋内総合スポーツ施設「サオリーナ」などを生かし、酉年らしい飛躍の年にすべく皆で祈念した。