名古屋市博物館で4月22日(土)から特別展「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」が開かれる。会期は6月11日(日)まで。主催=名古屋市博物館、毎日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知、人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館、朝日新聞社。協力=全日本空輸、名古屋市東山動植物園。後援=日本赤十字社。
19世紀、アジアのさい果ての国「ニッポン」に憧れ、オランダ商館の医師としてやって来たドイツ人、シーボルト。
2度の来日で熱心に博物学的な収集をおこない、日本の自然や生活文化を中心とした膨大な数の物品を持ち帰った。彼はこれらを駆使して、ヨーロッパに日本を紹介するための展覧会をたびたび開いたが、それは万国博覧会やジャポニスムの流行の先駆けとなる活動となった。
この「日本博物館」の実現に生涯をかけた彼の没後150年を記念し、厳選した約300点がドイツから里帰りする。
◆見どころ1 江戸時代の日本のタイムカプセル
シーボルトは日本という国と民族に対して、同じ人間としての対等な興味と観察眼を向けた。外国人に多くみられた美術品趣味には偏らず、生活用具に至るまでのありとあらゆる分野にわたる。今回の展示資料はいずれも時の経過を感じさせないような保存状態の非常に良い品ばかり。さながら「江戸時代の生活のタイムカプセル」とも呼ぶべき貴重なものと言える。
◆見どころ2 シーボルトがおこなった「日本博物館」の復元
シーボルトがヨーロッパ各地で開催した展覧会、「日本博物館」。その様子がこのたびの研究で明らかになった。その成果をもとに、外国人シーボルトが感じ取った「ニッポン」の姿を、物をどう組み合わせることでヨーロッパの人々に紹介したのか、再現的に展示する。
◆見どころ3 子どもと大人が共に楽しめる解説「シーボルトの動植物園」 シーボルトは日本滞在中に動植物に強い関心を抱いていた。その著作は精密な学術性と動植物の美しい彩色画で高く評価され、同氏の代表作として知られている。
今展では、展示資料を解説する大人用説明板とは別に、展示資料にさまざまなかたち・技法で表現された動植物を中心に鑑賞する「シーボルトの動植物園」という子供用解説板を設置。子供と大人が、博物学者シーボルトになった気分で一緒に歩きながら展示を楽しめるよう企画されている。 開館時間=9時半~17時時(入場は16時半まで)。
休館日=月曜日・第4火曜日(ただし5月1日(月)は特別開館)
観覧料=一般 1300円(1100円)。高大生900円(700円)。小中生500円(300円)。( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
※前売券は4月21日(金)まで、名古屋市博物館、主要プレイガイド、主なコンビニエンスストア、チケットぴあなどで取り扱い。

プレゼント

本紙読者5組10名に同展覧会のチケットをプレゼント。希望される方は、〒・住所・氏名・年齢を明記して、〒514─0028、津市東丸之内26─12、三重ふるさと新聞「シーボルト」係まで応募下さい。締切りは3月17日必着。尚、当選はチケットの発送をもって通知に代えさせて頂きます。