霊障解消の事例を紹介した「見えない力」の著者、雲元氏(津市大里睦合町、人材教育会社㈲エム・アール・シー社長。本名・足坂三長さん)が4日、アストプラザで講演会を開いた。霊障などに関心のある50名が聴講した。
大学病院で潰瘍性大腸炎と診断され「病院では治りません」と宣告を受け、症状が進めば大腸を徐々に切除しますと言われた男性が、雲元氏の指示通り、屋敷の霊的な対処をはじめ、神仏の正しい祀り方などを実践した事で元気を取り戻していった事例をはじめ、様々な不幸現象(不登校、うつなど)の解消事例を3時間にわたり詳述した。
この日は中学2年生から約半年にわたり不登校だった息子が、雲元氏の霊障解消で完全に治った例を父親のMさんが登壇して自身の体験談を語った。

講演する雲元氏

講演する雲元氏

Mさんによると、繊細な性格だった息子が、学校や部活動に馴染めず、中1までは頑張って登校したものの、2学期から不登校になったこと。藁をも掴む気持ちで雲元氏に相談し、霊査してもらったところ、息子の部屋の押入れの中に非常に強い霊力を持つ御霊がいたことが分かった。
その御霊を鎮めるために水・線香を押入れに供えることなどの指導を受け、毎日実践したところ、1週間後に自分から「学校へ行く」と言い、以降、不登校が治まった事実を語った。
雲元氏は、「原因が分からない体の不調や、不登校、引きこもり、家庭内暴力、事業不振など、これら肉体的、精神的な病気の対処はまずは薬物療法や精神治療、生活指導、あるいはコンサルタントの指導を受けなくてはならない。
しかし、一方でそれらの対処ではどうにもならない場合もあるのも事実。このような悩みには科学では解決できないスピリチュアルな、〝見えない力〟が作用している」と説明。
原因として神々に対する祀り方や先祖の祀り方の間違い、因縁霊に対する間違い、井戸の対処、屋敷の東隅の不浄などを挙げた。
また、「精神的な病の多くには苦しんでいる霊の障りや、怨みを持つ因縁霊が関わっている。健やかな暮らしを取り戻すために霊障を解消することが必要。神様を正しく祀り、ご先祖様を正しく供養し、苦しむ因縁霊を救うことでプラスの“力”が働き物事が良い方向に回転する。一方、 間違いがあるとマイナスの“力”が働き、病気や不幸現象となって現れる。難病などの肉体的な病気には、父方の間違いが影響している。うつ病・パニック障害・不登校・引き籠り等の精神的な病には、父方の間違いと母方の実家の因縁が影響すると共に、本人に憑依する霊も原因となっている。苦しんでいる霊や怨みを持っている霊を救うには正しく霊査することが大切。
原因のない結果はありません。特に、肉体に長く憑依している霊や、人間の魂に憑依している霊を離脱させ、成仏させるためには、別雷神様と世継観世音菩薩様のお力が必要。神様の戒めと霊障の解消に努めましょう」と締めた。