学生の指導で茶道を体験する園児達

学生の指導で茶道を体験する園児達

2月21日、津市大谷町、津駅西口前の学校法人大川学園で、大川幼稚園年長児64名を対象に、恒例の食育教室が開かれた。
同園では日頃から、園庭や里山の畑で栽培した野菜でサラダを作り食べる体験や、給食の時間に栄養素について話すなどの食育に取り組んでいる。同教室は、子供達に幼いうちから日本の文化や食について興味を持ってもらうのが目的。
今回は、「食育インストラクター」資格取得を目指す同法人三重調理専門学校2年生21名と、同校教諭が指導した。
まず、園児達が、学生に教わりながら「2色きんとん」作りに挑戦。ラップを使って、紫芋の餡で白いんげん豆の餡を包んだ。
続いて、作った2色きんとんを使い茶道を体験。真剣な表情で背筋を伸ばして正座し、抹茶をたててくれた学生におじぎするなどの作法を実践した。さらにクイズで楽しく食を学んだ。
中川順平くん(6)は、「きんとんを作るとき、ラップにつつんでキュッキュッとするところが楽しかった」と話した。