三重を刺激する大人のローカル誌「NAGI](月兎舎)の春号を紹介。特集は「博物館で見る夢」。
「博物館の価値はハコの大きさではありません。大切なのは、そこにしか無いものが知的好奇心をくすぐるか、館長の情熱が見る者にヒシヒシと伝わってくるか、その空間をたゆとうひととき、夢心地になれるか否か。渾身のコレクション、母なる海と人間の関わり、千古の時を越える神宮の営み、移築保存される明治の名建築。三重県には独自のテーマで大人を楽しませてくれる博物館が存在します。名前は知っているけど行ったことがない、遠足で行ったきりという人達に、館長や学芸員によるマニアックな解説を添えて、楽しみ方をお伝えします」と話す。
具体的には、アフリカンアートの「マコンデ美術館(伊勢市二見町)」、ヒーロー物や怪獣など多彩なフィギュアを集めた「万協フィギュア博物館(多気町)」、鳥羽市の「鳥羽水族館マリンギャラリー」、同じく鳥羽市の「海の博物館」、さらに、元中学校の美術教師・坂井田茂さん(63)が世界各地の凧1700点を自ら蒐集した津市の「坂井田・世界凧博物館」などを紹介。
B5判、104頁。税込700円で県内の書店、道の駅、一部スーパー(ぎゅーとら、マックスバリュ)などで販売。
問い合わせは、月兎舎☎0696・35・0556へ。

左から渡辺頭取、女将の前田さん、髙木理事長(記者会見で)

左から渡辺頭取、女将の前田さん、髙木理事長(記者会見で)

「湯元榊原舘」=津市榊原町、前田幹弘代表取締役=が、「鈴鹿医療科学大学」=鈴鹿市、髙木純一理事長=とのコラボによる1泊2日の「鍼灸・薬膳宿泊プラン」を16日㈭から開始する。
㈱三重銀行と、㈱三重銀総研=何れも四日市市=のコーディネートで、医療ツーリズムを目指して行われるもの。
2日、同舘で記者発表が開かれ、女将の前田厚子さんが、「榊原温泉の良質なお湯と、鍼灸、美味しい和風薬膳で、ご利用頂く皆様が、より元気に、さらに綺麗になられるお手伝いをさせて頂ければと思っております」などと語った。
また髙木理事長が、「知識や技術、研究成果を社会に還元するのが大学の使命。今回、我々の薬膳や鍼灸が地域の活性化に繋がることは、大学の喜びでもあります」、同銀行の渡辺三憲頭取が「この試みが地方創生に大きく貢献することを祈念します」と話した。
続いてオープニング記念特別企画として、「温泉と和風薬膳プラン」を開催。同大保健衛生学部鍼灸学科教授で、日本薬膳学会代表理事の髙木久代さんによるセミナーなどが行われた。
「鍼灸・薬膳宿泊プラン」は毎週(※5週目は除く)木曜・金曜に、2組6名限定で実施。内容は、同大による鍼灸施術、同学会オリジナルの和風薬膳(夕食・朝食)、肌をしっとりと包み込む美容液のような湯の温泉入浴など。
▼14時~=チェックイン▼14時~=随時入浴▼15時~15時50分または16時~16時50分=鍼灸施術(50分)。カウンセリング・施術・薬膳茶▼夕食(和風薬膳)、入浴、寛ぎ▼翌日10時=チェックアウト。
料金は一人2万6070円(税込。3名1室の場合)。
要予約。問い合わせは☎津252・0206へ。

平日昼のレストランは女性客でいっぱいだ。そういう私も女三人でフレンチレストランにいたのだけれど、周りはみんな女性客だった。
私たちのオーダーは、気軽なランチコース。すごいフレンチでなくとも、前菜、メイン、デザートと、ゆっくり料理が運ばれてくる。女三人、いつも通りのなんでもない会話を重ねつつ、一皿一皿を楽しんだ。こういう時間が月に一回ぐらいあっても良いだろう。
女性のグループは三人四人が多くて、四人掛けのテーブルのほとんどがそうだった。中に二つだけ、女性一人のテーブルがあった。いずれもコースらしく、いくつかの料理がゆっくりと運ばれる。
四十代半ばのおひとり様女性を横目でうかがうと、ナイフフォークを優雅に動かし、じゅうぶんに食事を楽しんでいる様子。周囲を気にせず食事をする姿が、自信に満ちてかっこよかった。
私なら、一人でレストランに行くより冷蔵庫のあり合わせで一食を済ませてしまうだろう。食べるために一人で出かけるなんて面倒だと思ってしまう。
考えてみれば、一日に三度しか食事できない。後、何年生きるか分からないが、その間の食事の回数は多くて数万回。一回をあり合わせで済ませるのはもったいないのかもしれない。こうしてひとりフレンチを楽しむ人たちを見て、見事な生き方だと思った。(舞)

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