クヌギの苗木を植える参加者たち

クヌギの苗木を植える参加者たち

5日、津市一志町波瀬の矢頭中宮公園周辺で、波瀬まちづくり協議会=山本豊実会長=主催の第1回植樹祭が行われた。
地域を流れる波瀬川の水源地で矢頭山にある波瀬財産区の森林を豊かにするために初めて行ったもの。
植樹祭の前に津市波瀬ふれあいセンターに集まった参加者に向って山本会長は「良い環境を次の世代に繋げていきたい。記念すべき1回目なので良いスタートを切り、多くの未来につなげられたら」と挨拶。来賓として駆け付けた前葉泰幸市長も「美杉で始まった取組みが一志まで広がって嬉しい」と続いた。
その後、参加者は自動車で矢頭宮公園まで移動。そこからは小班に分かれ、斜面などにクヌギの苗木計150本を植え、獣害対策用のネットも施した。
植樹終了後、一志町語り部の会の吉村武司さんが矢頭山と係わりの深い波氐神社の神宮寺跡などについて講話を行った。