国立音楽大学三重県同調会が主催する「第26回くにたちコンサート」が4月8日㈯14時から(開場13時半)津リージョンプラザお城ホールで開かれる。後援=国立音楽大学・国立音楽大学同調会。
出演者は(敬称略)。
▼ソプラノ独唱=青木美和(ピアノ・井上ヒロミ)
▼ソプラノ独唱=河戸救見(ピアノ・針谷宏彌)
▼ピアノ独奏=富永幸代
クラリネット&ピアノ=本田沙紀・丸地麻美
▼メゾソプラノ独唱=吉田治代(ピアノ・丸地麻美)
曲目は
▼春の声(J・シュトラウスⅡ)
▼「ある日の詩」より(フォーレ)
▼舟歌 作品60(ショパン)
▼「オーヴェルニュの歌」より(カントルーブ)
▼ピアノとクラリネットのためのソナタ 作品120─2(ブラームス)
▼歌劇「フォボリータ」より ああわがフェルナンド(ドニゼッティ)ほか
入場料は、一般1000円(当日1200円)、高校生以下500円(同600円)。
問い合わせは☎059・231・5959鈴木さん、☎090・2180・8889小柴さん。

協力してカフェを運営しているやまびこ会の女性メンバー

協力してカフェを運営しているやまびこ会の女性メンバー

やまびこカフェでモーニングを食べながら交流する参加者達

やまびこカフェでモーニングを食べながら交流する参加者達

津市美里町の、伊賀市との市境にある人口約90名の小さな集落「平木」で、2014年10月から、基本的に毎月第2日曜日の8時~10時、コミュニティカフェ「やまびこカフェ」が催されている。主催は「平木活性化協議会やまびこ会」。
平木地区は限界集落に近く、平均年齢は64歳。集落に実家があるが普段は市内の他地域で生活し、週末などにのみ実家に戻る人も多く、住民同士の交流が少なくなりがちだという。これまでにはカラオケ大会などの住民が集まる様々なイベントも企画されたが、何れも長くは続かず、住民達自身が、「平木の3日坊主」と言う状況だった。
しかし、地区の高齢者の安否確認などを目的に2014年10月に始まった「やまびこカフェ」は、住民が自然に集まり楽しく交流する貴重な場となっている。
運営メンバーは、リーダーの田中のぶ子さん(59)ら女性9名。仕事の傍ら、主婦業を生かし毎回異なるメニューを考え、旬の野菜を使った洋風のモーニングセットを提供している。
会場は、地域活性化に取り組むNPO法人「サルシカ」の拠点で、トレーラーハウスなどを備えた「秘密基地」。席がテーブルと椅子のため、座敷より楽だと高齢の人に好評だという。
参加費は一人200円。補助金などに頼らず自立して運営している。モーニングの食材となる野菜を住民からもらったり、運営メンバーが手作りのデザートをふるまうこともある。参加者は地区外の人もいて、多いときには約60人。住民にとって、他の地区に自慢のカフェだという。
また運営メンバー同士が数十年前、お互いの子供が小さかったときのPTAなどでの活動以来、久しぶりに共に活動し、絆を深める場となっている。
「サルシカが場所を提供してくれて、参加者も私達もお互い楽しみ、無理をしていないので続いています。今までは高齢者の方の顔を月1回も見れなかったので、その点だけでも、ある意味、地域活性化したと思います」と田中さん。
次回のカフェは4月9日8時~10時。地区外からの参加可。ただし大人数で参加希望の場合は、サルシカのHPから問い合わせを。

山路部会長(左から2人目)と倉田教育次長(右から2人目)

山路部会長(左から2人目)と倉田教育次長(右から2人目)

7日、公益社団法人「津法人会」の青年部会=山路貴裕部会長=は、市内49校の小学校と義務教育学校1校に、税金について学べる下敷きとテキストを寄贈した。
同会は納税意識の向上と企業経営の健全な発展を目的に活動。社会を支える税金に対する市内の公立小学校で租税教育を実施しており、今年も市内の公立小学校の5年生を対象に実施。国と津市の税金の歳入と歳出をまとめた「税金ってなんだろう」下敷きと、様々な税金にまつわる知識を楽しいクイズ形式で学べる「税について考えよう!クイズだゼイ!」を市内の小学校49校と義務教育学校1校の新5年生を対象に各2600部を送った。
市役所の隣接地に完成したばかりの津市教育委員会庁舎で行われた贈呈式で山路部会長は「本年度も10校で租税教育を実施してきたが、来年度以降も児童の方々に税のことを知って頂きたい」と挨拶。
目録を受け取った市教育委員会の倉田幸則教育次長は「社会を動かすためには税金が必要ということを教育はしているが、外部の人の指導を受けられるのは本当にありがたい」と感謝した。

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