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三重県立美術館の県民ギャラリーで、3月29日~4月2日9時半~16時半(最終日は16時まで)、「第18回やなせグループ洋画展」が開かれる。
「やなせ」グループの講師・柳瀬たか子さん(86)は昭和26年から10年間、中学・高校の美術教師を務め、59年から洋画講師として活
動している。
同グループは、津市南新町のアトリエや県総合文化センターで指導する「やなぎグループ」「グループゆうゆう」「茜会」で構成。今年で結成して18年になる。
近年は会員が高齢化しており、身体の調子などの理由で制作活動ができない場合もあるが、昨年、各グループに1、2名ずつ新たな会員が入会し、「個性が増えたことでグループの雰囲気が変わり、新しい風が吹いた」という。
会員達は日帰りのスケッチ旅行などでも親睦を深めながら、生きがいである作品制作に励んでいるそう。
今展で、37名が6号~150号の計66点を出品。国内外の風景や、静物などをテーマに描いた力作で、この一年間の成果を発表する。
柳瀬さんは、「新人がずいぶん頑張っています。私は個性を尊重する指導を行っていますが、新人たちはすでに自分の特徴やキャラを持っているので、そこが今展の見所の一つです」と話している。
2017年3月30日 AM 4:55
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