盛大に開かれた「バリアフリー伊志津」の参加者

盛大に開かれた「バリアフリー伊志津」の参加者

アメリカ製のバイク「ハーレー・ダビッドソン」の愛好家で作るボランティア団体「バリアフリー伊志津」(坂本秀幸代表、会員7名)は、25日と26日、雲出川の河川敷で福祉事業キャンプミーティング「バリアフリー伊志津」を行った。
同ミーティングは、福島県にある日本では数少ないバリアフリーキャンプ場「自然昔ばなし」への募金を募るために始められたもので、多い年で参加台数は700台を数え、九州や東北から参加する人も。毎年約30万円弱の募金を集め、「自然昔ばなし」と津・松阪エリアの福祉施設に贈っている。今年で20周年を迎えた。
当日は、バイク専門誌「VIBES」での呼びかけに応じたバイク乗りらが大勢参加。
会場には飲食店や革製品、衣料などの出店ブースが並び、夜にはキャンプファイヤーを囲みながら、参加者全員が楽しめるゲームなどで交流を深めた。
また会場受付に置かれた「募金箱」に次々と浄財を入れる参加者も見られた。 同団体は、「今後は、健常者は勿論、この伊志津のメインの募金先である『自然昔ばなし』のように、身体障がい者の方が気軽に顔を出していただけ、かつ快適にキャンプを楽しんでもらえるバリアフリーキャンプ場を目指し、障がい者用トイレの設置の継続を含め、少しずつではありますが会場の充実をはかっていきたいと考えております」